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お誘い ページ2
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『あ、そうそう』
「なに？」
『今日暇でしょ？』
「……え、なんで」
『小野さんにリサーチ済みでーす！ざんねーん！』
「……最悪」
毎度会うたびにご飯いこってしつこく私を誘ってくるけど、
行ったら誰に何を言われるか分からないから何かにつけて断ってた。
……んだけど、私の同期で同じ部署の平野くんと仲良い小野が私の今日の予定を全部話しやがった。
『ほんとさ、俺の誘い断るのAちゃんぐらいだよ』
「じゃあ他の人誘いなよ……」
『それじゃ意味ないでしょ』
「なんで私に構うの」
『好きだからだよ』
「……は？」
『え？』
ん？え？なにこの急に真剣になる表情、やめてやめて。平野くんってこんなキャラだったっけ？無理無理、かっこいいとか思ってないから！やだ！こんなんじゃ私そこらへんの女と同じじゃん！私は絶対にときめいてない！
「……早く戻りなよ」
『俺もう終わってます』
「……私まだ行くなんて言ってないからね」
『行くよ、先輩は絶対に行く』
ニヤって笑った怪しい微笑みにドキッとしたなんて口が裂けても言えない。
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しおり(プロフ) - なんでだろう！めちゃくちゃ怖い！朧げではあるが覚えている！怖い！何これ！ (2021年5月13日 23時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠夢
| 作成日時：2021年5月5日 23時
