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『先輩、壁ドンされた状態でよく言えますね。』
はぁ、本当に、バカだ。
「太一、避けて。」
『嫌っす。』
太一の腕の下をくぐって逃げようとした私の手を、川西太一が掴む。
そして、指が自然と絡まる。
「ねえ、離してよ」
『A先輩』
あの頃から、今ままで、一度も呼ばれたことのなかった、
下の名前を呼ばれ、私は思わず停止する。
その時に、じっと私の目を見つめる川西太一から、目が離せなくなる。
『俺だって、男ですよ』
「知ってるよ」
『知ってない。』
視界が暗くなる。
唇に、柔らかい感触があって、
それから、視界が明るくなる。
数秒たって、あ、キスされたんだ。と気づく。
『こういう事ですよ。男と暮らすのは。』
川西太一の綺麗な真顔が、少しだけ歪む。
そして、そのまま降ってくる、キスの雨。
息をする暇もないくらい。
こんなことをされているのに私は、
何故か客観的に、こんなに大人なキス、どこで覚えて来たのかな
何て考えてて、
ああ、やっぱり私は、全然なんにも知ってなかった、って思った。
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匿名 - んんんんんんんん好きです……あなたが神か…… (2019年1月6日 12時) (
レス) id: 63c38f32d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 春華さん» ホントだ！ご指摘ありがとうございます！二枚の神ておかしいですね笑 (2017年11月15日 7時) (レス) id: 6760a7cf82 (このIDを非表示/違反報告)
春華(プロフ) - 23のところで、二枚の紙が二枚の神になってますよ (2017年11月15日 0時) (レス) id: f269e2e249 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - すずなっぱさん» 最後まで読んでくださってありがとうございますっ！そのお言葉だけでも頑張れます(*'▽'*) (2017年11月14日 22時) (レス) id: 6760a7cf82 (このIDを非表示/違反報告)
すずなっぱ(プロフ) - コメント失礼します。 完結おめでとうございます！！ すごく面白かったです！！これからも頑張ってください！ (2017年11月14日 22時) (レス) id: cf643eae37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2017年10月24日 22時
