38.時の流れと変化 ページ38
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大学に入ってしばらくして、彼女と別れた。
まあ…高校を卒業する頃には、そうなるだろうなって感じてはいたけど
地元大学を受けた彼女と、東京の大学へ進学した俺。
遠距離でもやっていこうっていう熱量がお互いなかった。
大学で新しい彼氏でも出来たんだろうな。
大学生活、一人暮らしと慣れないこともあったけど
そこそこ充実した日々を送っていた。
授業が終わって、体育館へ向かう途中携帯が鳴った。
�倏鯢曚�んと大学で会ったよ��
久しぶりにあの子からのメッセージ。
高校2年のときに少し付き合っていた彼女。
賢二郎と同じ大学ってことは、まだ地元にいるんだな。
�犁廚靴屬蝓�そうなんだ。偶然だね��
それだけ返信して、自分の気持ちの変化に気づいた。
あの時は必死に連絡を取ろうとした。
なんで何も言わずにいなくなったんだと、毎日苦しんだ。
けれど今彼女から連絡がきて、ああ、そんなこともあったなっていう感情しか沸かなかった。
きっとあの時は彼女は俺のためにいなくなったんだろう。
それは時間が経ってから理解したし、納得もした。
けれどそうやっていなくなった彼女に対して、もうあの頃みたいな恋心は持てない。
�犧�はなにしてるの？��
�狹豕�の大学入って、バレー続けてるよ��
家に帰る頃は体はへとへと。
適当に夕飯を作って、食べてテレビを見ているとあっという間に眠くなる。
彼女とあっさりとした当たり障りのないメッセージを交わした。
�爐△了�は突然いなくなって、連絡もしなくて本当にごめんなさい。
太一さえよかったら、もう一度会いたい��
そんな内容のメッセージを見る前に俺は眠りについた。
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茜(プロフ) - 無色猫さん» コメントありがとうございます！それは確かにちょっとびっくりしますね。太一くんなかなか難しいです……書きこなせてると言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年7月28日 15時) (
レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
無色猫(プロフ) - 夢主の苗字が自分と同じでびっくりしてしまいましたw太一くん書くの難しそうですが、書きこなせてるのすごいですね...更新頑張ってください、応援しています!!! (2018年7月28日 15時) (レス) id: 44bca1b265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜
| 作成日時：2018年7月19日 23時
