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26.君がいない間 ページ26

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Aside



結局、親を説得することが出来なくて
私は、東京の合宿へついていくことが出来なかった。
バレー部の皆がいなくなった寮は、たまらなく寂しい。
でも太一が、ちょくちょくラインをくれるのが嬉しかった。
私、本当に太一の彼女になれたんだな。



「ねぇ相良さん。川西と付き合い始めたんでしょ?」


食堂で、思わぬ人に声をかけられた。
女子バレー部の阿久津さんだった。



「あ……う、うん」

「やっぱりー。ねえねえ、相良さんて頭いいでしょ?今度勉強教えてよ!」



最初は、ライバル視してしまってたけど
阿久津さんは気さくでいい人だった。


「また、喋ろうね!」

白鳥沢に来てから、マトモに仲良くなれたのは太一と白布くんくらいだったし
久しぶりに女の子と沢山話せて、楽しかった。
そんな風に思えるのは、太一の彼女になったからかな?


私って本当……単純。
合宿で皆がいない間、寂しかったけど
阿久津さんがよく話しかけてくれるようになって、寂しい気持ちも消えていった。


------------


「おかえり、太一!」

合宿は3日間だけだったけど、凄く長く感じた。



「おう」

「手伝えなくてごめんね」

「まあ、仕方ねーよ」


太一と話していると先輩方に見られた。



「なんだよ〜やっぱラブラブじゃん!腹立つぅ〜!」

天童さんは真っ先にからかってくる。



太一はやっぱりそういうのは面倒くさそうだったけど
今はもう気にしない。

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(プロフ) - 無色猫さん» コメントありがとうございます!それは確かにちょっとびっくりしますね。太一くんなかなか難しいです……書きこなせてると言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります! (2018年7月28日 15時) (レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
無色猫(プロフ) - 夢主の苗字が自分と同じでびっくりしてしまいましたw太一くん書くの難しそうですが、書きこなせてるのすごいですね...更新頑張ってください、応援しています!!! (2018年7月28日 15時) (レス) id: 44bca1b265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月19日 23時

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