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18.会いたくない人 ページ18

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Aside


女子バレー部の子かぁ。太一、仲いいのかな?
下らない嫉妬の心が生まれてしまう。



「行こっか」


白布くんがそう言ったから、その場から離れられた。
私、本当にバカみたい。
もう期待しないって決めたら、少しは楽になれたのに。
太一がトイレに行っているときに白布くんが話しかけてきた。


「太一とは付き合ってないんでしょ」


彼女じゃないんだし。
そう、言われたことは悲しかった。


「付き合って……ないよ」

「そう。でも太一のこと好きなんじゃないの?」


それはバレバレなんだろうけど
クールな白布くんに改めてそう聞かれると、驚くな。


「まぁ……そう……だけど……」

「じゃあ付き合ってくれって言えばいいじゃん」


えっ??
白布くんのその言葉に驚いていたら
太一が戻ってきた。



“彼女じゃない”って言われたときから
そんな思考、抜けてたな。
私そこまでスーパーポジティブじゃないよ。
フラれたと同意だと思っていた。



「飯でも食っていく?」


太一がそう言った時に
急に誰かに肩を叩かれた。




「Aじゃねえか。何してるんだ。生意気にデートか」



その目に見られると、体が固まって動けなくなる。
義理の父にこんなところで偶然会うなんて。
どうしよう………。
太一と白布くんは、黙って義父に一礼した。



「A、夏休みなんだし、家に帰ってこいよ」



太一は父親だと察しただろう。
白布くんは私の家庭環境なんて知らないし……
二人に迷惑かけるわけにはいかない。



「あの、親戚なの。ちょっと話して帰るから二人は先に帰ってて」


そう言って義父についていこうとすると
太一に腕をつかまれた。



「A。寮に帰るぞ」

19.父親→←17.不思議な関係



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(プロフ) - 無色猫さん» コメントありがとうございます!それは確かにちょっとびっくりしますね。太一くんなかなか難しいです……書きこなせてると言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります! (2018年7月28日 15時) (レス) id: ac176d995c (このIDを非表示/違反報告)
無色猫(プロフ) - 夢主の苗字が自分と同じでびっくりしてしまいましたw太一くん書くの難しそうですが、書きこなせてるのすごいですね...更新頑張ってください、応援しています!!! (2018年7月28日 15時) (レス) id: 44bca1b265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月19日 23時

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