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*8 ページ8

「行く高校決まったんかなってふと思ったんよ」






『…まだ決まってないんよ。そろそろ決めていかなあかんのに』






「あれやで、もし行くとこ悩んでるんやったらオレと同じ高校来はったらええよ」








まさかの言葉に少し驚く。




「Aの学力なら多分余裕やと思うし。考えといてな」




そう言って賢ちゃんは背中を向けて廊下を走っていった。







“どうして、同じ高校に誘ってくれるの?”






なんて感じた不思議な感覚は閉ざしたまま

私は自分の教室に戻った。









その時の私は、少し嬉しくて微笑んだ。

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設定タグ:和牛 , 川西賢志郎   
作品ジャンル:恋愛
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メイ(プロフ) - 切ないですね、彼女ちゃん。けんちゃんに想いが届くと良いな。 (2020年2月9日 23時) (レス) id: 24f8e2afc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜庭美零 | 作成日時:2020年2月1日 0時

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