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“Aは妹みたいなもんやから”








その言葉にズキッと胸が痛くなる。



「もし良かったらさ、ラグビー部のマネやってくれへんか?」









抱きしめ終わったかと思えば、そんな言葉を発する。


『わざわざ、それを言いに来たん?』







私がそう返すと、彼は小さく微笑んだ。





「ちゃうわ。他にも用事ある。

手ぇ出して」




賢ちゃんの目の前に両手を差し出すと、
リボンのついた細長い箱。

綺麗に包装されていて可愛かった。







『これ…』


「オレからの卒業祝いやから。大事に使うてな」









そう言って
後ろの方にいるまゆみちゃんの元へ行ってしまった。









.


箱の中身はピンクがモチーフになった

ボールペンとシャーペンのセットだった。

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設定タグ:和牛 , 川西賢志郎   
作品ジャンル:恋愛
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メイ(プロフ) - 切ないですね、彼女ちゃん。けんちゃんに想いが届くと良いな。 (2020年2月9日 23時) (レス) id: 24f8e2afc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜庭美零 | 作成日時:2020年2月1日 0時

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