川村壱馬 ページ5
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『もしかして、だめ、でした.....?』
恐る恐る聞いてみたけど、
めっちゃめっちゃ怖い.....
ぎゅっと目を瞑って生徒会長さんが答えるのを待つ。
壱馬「.....ふっ(笑)だーめ」
『えぇ.....』
壱馬「生徒会長なのは間違いないけど、俺の名前は川村壱馬やから」
『じゃ、じゃあなんて呼べば.....』
壱馬「普通に壱馬でもなんでもいいけど(笑)」
『.....か、川村、せん、ぱい』
壱馬「え?なんて?途切れすぎてわからへん(笑)」
『すみませんっ』
無駄に格好いい生徒会長さん、いや、川村先輩だから、
ド緊張しちゃってビクビクしちゃうよ.....
こんなオドオドしてたら 何こいつ とか思われてる?
うざいとか思われてる?
だとしたら私、転校初日から相当ヤバいじゃん.....
壱馬「いや、謝って欲しいんじゃなくて.....(笑)」
『す、すみません...』
壱馬「いや、だから(笑)」
『ご、ごめんなさっ.....』
別に川村先輩は怒ってるわけじゃないってわかってるのに、
ネガティブな発想しか思い付かなくて、不安になる。
だんだん不安が大きく膨らんで、泣きそうになる。
壱馬「.....朝比奈A」
『は、はぃ....』
壱馬「俺の名前、言ってみ?」
『.....川村先輩』
壱馬「違う。それ苗字」
『すみませんっ.....!』
壱馬「俺の名前は?」
『...壱馬........先輩』
なんかさっきより川村先輩の声が暗いから、怖い。
優しい人なんだろうけど、「先輩」っていうのと「生徒会長」っていうので言うこときかないとだめなきがした。
思い切って下の名前で呼んじゃったけど、大丈夫かな.....
これこそ怒こるんじゃない?
って思ったらまたちょっと不安になって下を向く。
そしたらなんか川村先輩が近づいて来て、
壱馬「よくできました(笑)」
そう言って私の頭をわしゃわしゃした。
びっくりして顔を上げたら川村先輩の綺麗な笑顔があって、また下を向いた。
.....直視出来ないほどに眩しいキラキラした笑顔だったから。
この笑顔に何人もの女の子たちが恋におちたんだろうなぁ。
私も危うく好きになりかけた。
転校してきて思ったこと。
その1
・川村先輩はある意味危険人物
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ぴーゆい(プロフ) - ハナさん» 特別ということで(笑)これからもカメ更新かもしれませんが頑張りますね!! (2019年6月4日 20時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーゆい(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございます!改めて思えばそうですね(笑) (2019年6月4日 20時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - また続けてのコメントですみません...。 普通なら同じクラスの子が案内してくれる のかなぁって思ってたんですけどね(笑) この学校はある意味特別なんですね。 (2019年6月4日 18時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 続けてのコメントですみません(>_<) 読んでいてびっくりしたのですが...。 主人公ちゃん転校初日に生徒会長さんが 校舎内の案内してくれるんですね。 (2019年6月4日 18時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - はじめまして(*^^*) いきなりすみません...。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年6月4日 18時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーゆい | 作者ホームページ:http://twitter.com/@__Love_Symphony
作成日時:2019年5月1日 0時