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(後ろから)恵のパン ページ9
ベタベタな髪を取り敢えずお団子にし、
座り直す。
お弁当箱を除いても、おかず(果物)は
ありません。
今から購買に行っても
余ってはいないでしょう
嗚呼、私のご飯(果物)さようなら。
午後は歴史と美術。
余り動きませんし、大丈夫でしょう。
諦めましょう。
お弁当も食べれないし、
ここにいる意味はありません。
保健室に行って、髪のベタベタを
なんとかしてもらいましょう
立ち上がり、背中に突き刺さる視線を
スルーしながら扉に手をかけると、
ポフン。開けた扉の先に、パンが一個
落ちてきました。
クルリと振り返ると、赤髪の彼が
何かを投げたかのような格好。
今更何もなかったようにしていますが。
自然と笑みが零れる
「ありがとうございます」
そう一言だけポツリと零す。
私ってホント馬鹿ですね。
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花槙 - ありがとうございます！二本同時なので遅れ気味です。すみません！ (2015年9月30日 21時) (
レス) id: 4619df279c (このIDを非表示/違反報告)
†幸† - とても読みやすくて面白いです。更新頑張ってください。応援してます (2015年9月29日 6時) (レス) id: 9a8a1e4f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花槙 | 作成日時：2015年9月10日 20時
