*テニプリ* 私的平凡理論

(可愛い)後輩 ページ30

「あの、すみません。
いつまでかかりそうですか？
ソレ。」





「そんなの俺にだって分からないっすよ！」





「あ、はい。」







助けて下さい。


柳のところの後輩くんの
扱い方を誰か教えて下さい。






事の次第は、彼のテストの結果らしい。

ここからみると恐らく英語らしきプリントを
解いています。



つまりは補習です。



なにやら彼の学年の英語の先生が
面接担当か、その辺りの役職にあるらしく

てっきり今回のテストで補習する人は
いないと思っていたらしく、

わからなかったら参考書もあるから
取り敢えず一人でプリントを解いておけ。




的な感じらしく、
私は閉館時間が近いので色々片付けたいのに、
片付けられないのが現状です。





もう一人の彼は外部受験するらしく面接が
ありますし…






切原くんの周りには、たくさんの参考書や
英和、和英辞書があるのが目認できます。




きみの悪い呻い声も聞こえてきます。



偶に頭を抱えています。



恐らく終わらないと部活に行けないんでしょう。



偶に私の方を見てきます。







…


「わからないんですか？」




「そうっすけど」



「教え、ましょうか？」






「…す」




「あの、何か言いましたか？」




「あー、もう！

お願いしますっ！
って言ってるんすよ！」






後輩はやっぱり素直なのが可愛いですよね？

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