氷帝学園、生徒会副会長。 (ページ8)

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第７話です。ページ8

今日は、生徒会会議。
何でも今年の体育祭をより良くする為の
プロジェクトだそうで。

「へー。
他校のを見学しに行くんですか。
で、誰が行くんですか？」

面白そうだけれど
嫌な予感しかしない。

「決まっているだろう。
物部、お前だ。」

「嫌です。」

間髪入れずに拒否する。

それじゃなくても仕事があるのに
他校にまでいけだぁ？

何のブラック企業ですか。
此処は。

「俺と樺地は、部活があるんでな。
古賀は、帰省だそうだ。」

明日からは丁度３連休。
私だって部活に入っているんですよ…

「会長、私は休み中部活で忙しいんですけどねぇ」

「お前は幽霊部員だから
別にいいだろうが」

間髪言わずにそう返される。
カウンターパンチのつもりですかね。

「私の場合、顧問に平日は大抵出られないが
休日は出れる限り出ると約束しているんです」

ニッコリと笑いながら返す。

「それならば関係ない。
もう顧問には話を通してある。

部活以外にはないんだろう？
心置きなく行ってこい」

この勝ち誇った笑みがとてつもなくウザい。

その顔面に思いっきりパイをぶつけたい。

私の休みはこの男に奪われました。