#35 ページ37
今日遂に、Aがこっちに来る。
...ほんまに嬉しい。
やっと毎日会える、傍に居れる。
そう思うと、仕事にもやる気が出てくる。
出来れば空港まで迎えに行ってあげたいが、劇場のステージが詰めてあり、スケジュールが空かなかった。
なので、チケットを渡した。
その日の出番のある公演の最後だ。
見た後に楽屋に来るように言ってあるので、会えるのはその時。
そのまま2人でご飯に行く約束もしている。
稲「...あ、河井さん、今日Aちゃん来るんすよね？」
河「...ん？あ、まぁ、せやで。」
稲「皆に言いました？」
河「言ってへんよ」
稲「言っていいすか」
河「何で？」
稲「いや、急に国民的女優来たらパニックやん」
河「...そうなん？笑」
そんな会話をした後、稲田が「ちょ、今日Aちゃん来るらしいからちゃんと髪型セットしとき」とか何とか言ってた。
...いや、お前髪型ほぼ関係無いやんか。お前に言われた無いわ。って皆きっと思ってんで。
Aに会える、と、ステージの上でも自然と口角が上がる。
Aも見ていると思うと、同時に緊張した。
舞台終わり。
もう来る頃か、とソワソワ。
周りの後輩達もソワソワし始める。
特に会ったことないヤツとか凄かったで。
後輩「...あの...ゆずるさん...僕、めちゃくちゃファンなんですけど...。会うたら握手とかってして貰えますかね...？」
河「ん、まぁええんちゃう？、もしあれなら言っとこか？」
後輩「...ちょ、っと、頑張ってみます」
河「...そうなんや、頑張ってな」
めちゃくちゃカチコチな後輩を見て、「こんな凄い人が奥さんなんやなぁ」と、改めて実感する。
空港から1度家に帰ってから来る筈やし、きっといつもみたいに綺麗なカッコしてくんねやろなぁ。
...めちゃくちゃ会いたい。
1ステージ終わった頃に、Aから電話がかかってきた。
『...もしもし...？』
「...もしもし...？」
『...久しぶりやね！』
「...久々やなぁ...！...今どこおる？そっち行くわ」
『...え？大丈夫やからそっち居てええよ？』
「...久々やし、会う時は2人がええのは俺の方だけやった？」
『...そんな風に言わんでやぁ...(照)』
「...ん、そっち行くわ、今どこ？」
そうして聞いた場所へ小走りで向かう。
それに気づいた他の芸人のソワソワも増していった。
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のんたろ。 - 林檎森 あおりんごさん» すみません…！今の所はあれで…。でも私も納得出来ていないので、またもうちょい攻めたヤツも書きたいなぁ、書けたらいいなぁ、と思っています！好きとか…！嬉しいです、めちゃくちゃ！ありがとうございます！今回は私の力不足ですみませんでした…！ (2019年3月3日 0時) (
レス) id: 597e4a000b (このIDを非表示/違反報告)
林檎森 あおりんご - ありがとうございました！！ 私はあなたの書く場面の表現の仕方がすごく好きです！ 毎日投稿ホントにありがとうございます。これからも頑張ってください(>_<) (2019年3月2日 0時) (レス) id: 506af723b6 (このIDを非表示/違反報告)
のんたろ。 - 林檎森 あおりんごさん» コメントありがとうございます！好きだなんて…！嬉しいです！めちゃくちゃ！…ピンクですね…？…分かりましたァ…！禁断の領域に…足を…踏み入れるんですね…！書きます！もうちょい待っといてくださいね！ (2019年2月24日 1時) (レス) id: 597e4a000b (このIDを非表示/違反報告)
林檎森 あおりんご - すごい好きです！ 毎日、更新楽しみにしてます ゆずるさんとピンクなことするのが見てみたいです。ごめんなさい// (2019年2月24日 0時) (レス) id: 980cf82e7e (このIDを非表示/違反報告)
のんたろ。 - かいらさん» きゅんきゅんして頂けてますか…？嬉しいです笑、上手だなんてそんなん言わんといてください…！照れます。笑これからもよろしくお願いします！ (2019年2月21日 0時) (レス) id: 597e4a000b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんたろ。 | 作成日時：2019年2月16日 20時
