先輩がうざすぎてだるい【shp】 (ページ16)

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じゅうろく. ページ16

私の片想いです、というAさんに驚きはしなかった

まぁ恋愛感情やないしな…残念やけど

するとトントンさんは顔を赤くした

そこでいつものように恋愛感情じゃない、と言うとトントンさんはわけわからないような顔をしていた

義弟になったら楽しそう

なんでこんなに距離近いのに好きになってくれへんのやろ

やっぱりコネシマさんには勝てない？

トントンさんの義弟になったら楽しそう、という発言に俺は爆発しそうなくらい嬉しかった

え、お兄さんに認められたんやで？すごくない？

ショッピくんそろそろ帰った方がいいんとちゃう？と言われ時計を見ると普通に夜だった

『私送るよ』

いやいやおかしいから！普通逆だから！

1人で帰れます、とAさんを止め、

shp「それに、先輩一応女の子なんですから俺を家まで送ったあと1人で帰らせるわけにはいきませんよ」

とかいう俺らしくもない甘いセリフを吐いて

何やってんだろ…と恥ずかしくなりAさんの頭に手をのせた

いやもっとなにやってんの！？

先輩は珍しく顔を赤くした

嬉し…俺に照れてくれたってことやろ？

shp｢うわ、先輩顔真っ赤｣

『うるさい！ショッピん嫌い！』

危機感を持った方がいい、と言い残して俺は家を出た

これで少しは俺の事意識してくれたらええんやけど

家に着くなり自分の部屋に駆け込みベッドに顔を押し付けた

耳赤いのバレてへんかったよな？

あー、はっず！ちょーはっず！

さっきまで一緒にいたのに、はやくあいたい