【進撃】二度目があるなら【リヴァイ】 (ページ26)

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26話宴会ページ26

大きなジョッキを持った彼を見つけた

『リヴァイさん』

「あぁAか、この前ぶりだな」

『はいこの間はどうも、紅茶美味しかったです』

「俺の台詞だ、いい夢は見れたか」

『あっ見てください』

私は手帳に挟んだ紙を取り出して渡した
見せては見たものの彼もじっと眺めるばかり

「星が綺麗、だったのか」

『たぶん、、それかそう誰かが言ったのを覚えていたのか
分かんないです』

「まぁ、夢だからな」

『でも次もメモしておきます』

「あぁ見せてくれ、何か思い当たることがあるかもしれねぇ」

『、ありがとうございます』

彼は私のその紙を戻した
するとちょうど人に呼ばれた

「お～いA！あのカクテル作ってくれよ」

『あっは～い！ちょっと待って～！』

「忙しいな」

『多分コニーが言ってるのは私のオリジナルのやつです
夜な夜なリキュール混ぜるのも趣味なんです』

「変な趣味だな」

『案外楽しいんですよ、紅茶いれるのも好きですけどね
今度ごちそうします』

「あぁ期待しておく、待ってるぞ行ってやれ」

『すいません、また後で』

＿＿＿＿＿＿＿

カウンターにおとなしく座ったコニーとジャンにお酒をつくる

「あ～Aさっきはその悪かったな」

『さっき？』

「ほらリヴァイさんと話してたのにさ邪魔しちまってよ」

『あぁ大丈夫よ、リヴァイさんも気にしてなかったから』

「そう、か、、ならいいけどよ」

「コニーお前もうちょっと空気読めよ」

「いや本当に気づかなかったんだよ」

『そんな心配しなくても、怒ったりしてないよ？
彼、厳しい人だったの？』

「いや厳しいっていうか、その...」

「、昔俺らの先輩だったからよ、
ちゃんとしないとって思ってるだけだ
なぁコニー」

「あぁうん！そうなんだよ
リヴァイさんはめっちゃいい人だよ
優しいしかっこいいし！」

「あぁ憧れの先輩だ！頼りになる！」

『ふふ、ほんとに素敵な先輩なんだね』

出来上がったカクテルをふたつ、彼らの目の前に出した
澄んだ緑色が美しいドリンクだ

その後
宴会も佳境に差し掛かり
みんな酔った調子のまま自然と集まり
円卓を囲んでゲームやカラオケが始まった