7人目は、可愛いツンデレ狐くん！【stxxx】【男主】

狐さんが1匹 ページ3

Aside


『・・・は？』


授業中、いつものようにスマホを触っていた僕は、思わず声を上げた。


え？は？なんじゃこら。


ヤバい、語彙力が幼稚園児に逆戻りしてる。僕高校生なのに←


でも、本当にそれくらいヤバい事態が起こっていて。


・・・よし、まずは自分をひっぱたこう。


バチンッ！！


うん、痛いね。()


つまり、夢ではないっと。


七「え！？雪…あ、違う。A、どうした？おかしくなった？」


隣でオタクが騒いでるけど、無視しよう。それどころじゃねーもん。


ある人から、ＤＭが届いたんだよね。


で、そのＤＭっていうのが、これ。

ころん突然のメール失礼いたします。雪狐さん、ゲームのコラボ実況をしませんか?日程は、今週の日曜日で、下に書いてある場所です。よろしくお願いします。


その下に、家の住所が送られてきていた。


ドッキリ・・・とかではなく？ガチのころんくんなのか！？


当然嬉しいけど、こんなこと信じられない。


自分、歌い手ですけど、すとぷりすなーですから。ガチガチの。


七「よかったじゃん！返信しないの？」


おいこら、人のスマホを覗くな、このあたおかオタク。←


もちろん、返事はOK以外ありえない。というか断るやついねぇ。


僕はすぐさま返事を書いて、頭いっちゃってる奴(七海)にスマホを見せた。


『なぁ、これでいいの？失礼じゃないよな？』


七「ま、いいんじゃない？もうちょっと近くで見して」


『おい、住所を書き写そうとするな。このトマト星人』


べーっと舌を出して、スマホを奪還する。


七「え、待って最後の悪口？」


『おん。トマトは消え失せればいいと思ってるから、僕』←


ギャグじゃなくて、マジね。消え失せろトマト。(失礼)


七「ああww・・・え？前、弁当オムライスだったけど、ケチャップはいいの？」


『もち！ケチャップ最高！』


七「こいつの方があたおかだろ。」⇐


『ちなみに、トマトスープも許容範囲。ただし、サラっとしてるやつね。』


ツブツブしてるのは無理なんだよな。全部こしとれよ。⇐


つーか、話脱線しすぎだろ！


『・・・ん？待てよ。これ時間書いてないんだけど。』


七「あ。じゃ、聞けば？」


軽々しく言いやがってっ・・・！


僕は、過去一緊張しながら「何時に伺えばいいでしょうか？」と打つ。


・・・すると、秒で返信が来た。ころんくん暇なのか。


午前10時・・・早っ！


ま、いっぱい遊べるし良いか。

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