検索窓
今日:36 hit、昨日:11 hit、合計:15,648 hit

無邪気な彼女-9 ページ50

「でも勉強以外でも時々遊ぶからね?花火大会とかも行きたいし」

「花火大会…!?」

「…ぷっ。今一瞬で目の色変わったね?単純!」

「え?!そんなことないよ!」

「素直になりなよ。そしたら連れて行ってあげる」

「うぅ…行きたい…です」

「もーA可愛すぎ!これは絶対に行かないとね。花火大会の日開けておいてね?その日は二人きりで行くからね」

「いいの…?やったー!」



花火大会に行くだけでその満開の笑顔を見られるというなら、安いものだと思う。

Aの笑顔一つでこんなにも心動かされる僕は、きっとこの世で一番のA馬鹿だ。

こればかりはAの両親にだって負ける気がしないよ。



「夏休み、楽しもうね」

「ほどほどに…だよ!」

「そんなこと言って、僕より花火大会楽しみなくせに」

「だって、総司と二人で見る初めての花火だよ?きっとすっごく綺麗だろうな…」

「そういう可愛いことさらっと言わないの」

「ふふ…」


赤いのはAの頬か、夕日のせいか。

綺麗なオレンジ色が建物の隙間からそっと射し、僕はAの手をギュッと握った。



to be continued.

この小説の続きへ→←無邪気な彼女-8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 夢小説 , 沖田総司   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - 応援してます (2020年12月26日 20時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)
水城(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» こちらにもコメントくださりありがとうございます。励みになります。 (2020年12月26日 20時) (レス) id: 61fd283962 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 素敵です。 (2020年12月26日 13時) (レス) id: e53507092f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水城 | 作成日時:2020年12月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。