隣の席のカワイイ男子【Yuri.C】

episode.４ ページ4

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涼介の両親は海外に出張中。

そのため、お部屋はかなり空いてる。


だから中島くん・知念くん・岡本さんが下宿しても、

私が泊まれるらしい。



お母さん達が、何日間旅行に行くのかというと………



Aねー、お母さん。何日間旅行に行くの?


お母さんそうねぇ。ホントは2週間だったんだけど涼ちゃんママと会ってね。1ヶ月ぐらいコッチに居ることにしたの☆


Aはあっ!?


お母さんじゃ、頑張ってね〜☆あ、そうそう、襲われないよーにね!



だってさ。

娘に襲われないようになんて……。


うちの親はバカなのかな？←

うん。きっとそうだ。←





♪ピロリン♪


あ、知念くんからだ。



知念くん涼介がリビングに集合だって。圭人のことも紹介するみたい。



わざわざLINEで………

部屋に来ればいいのに。



A分かった。今行くね。


♪ピロリン♪


わ！返信メチャ早っ！



知念くんなるべく早くね。ヽ(*^ω^*ﾉ



早く返すし、カワイイ絵文字まで使うって……

やっぱり女子よりも女子だ。






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＿＿＿ガチャ



「お。やっと来たな。」


ココ座れよ。と言うようにソファーの隣を叩く涼介。


素直に隣に座ると、真正面には知らない男の子が。




………この子が岡本圭人くん、か。


「じゃ、圭人。自己紹介して。」


中島くんに促され、コクンと頷いた岡本くん。

カワイイ………。

なんて思ったのもほんの一瞬で。


「Hi. I’m keito. okamoto.Nice to meet you
You can call me keito.」


『………っえ！？』



な、何なの！？岡本くんってアレ？

ほら、英語ペラペ〜ラな……んと、帰国子女？



と、私が軽くパニクっていると、


「こらけーと。Aちゃん困ってるでしょ。

ちゃんと日本語で挨拶して？」


と、知念くんが岡本くんに言った。

すると岡本くんは、


「Ow。ゴメンね。えっと………」


『あ、Aです。永倉A。』


「永倉さんね。OK。俺は岡本圭人。
みんな圭人って呼んでるから永倉さんもそう呼んで。」


『あ、圭人…くん？』


「そう！」


フフッ、なんか圭人くんって犬……みたい。

一瞬で顔がパアッと笑顔になるんだから。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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