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エリsaid
その日の帰りのホームルーム。
先生がいつも通り長い話を終えた。
あ「中村エリちゃんってこのクラス？」
女「え、はい！そうです」
先生と入れ替わりで入ってきた先輩。
私の名前を呼びながら。
女「え！？Aさん！？」
女「めっちゃ可愛い…」
コソコソと他の子達が囁く中、私と目が合うと微笑みながら近づいてきた。
あ「ごめん、ありがとう」
「大丈夫です」
あ「お礼したいんだけど…なんが欲しいものとかある？」
「いえいえ…ほんと大丈夫です」
あ「あ、そだ！これの事聞きたくてさ」
先輩の持つ教科書をパラパラとめくる。
真ん中まで来た時、先輩が手を止める。
“A先輩”
しっかりと私が書いたであろう目の前の先輩の名前。
あ「あたしの事知ってた？」
「…ファンです」
なんとか絞り出した小さな声に先輩は笑い声を上げる。
あ「じゃあエリちゃんの好きな事をしよう！」
「いいんですか？」
あ「何でもいいよ」
「先輩とお話したいです」
あ「いいよ」
その日の帰り道は高校時代で1番大切な記憶。
先輩とは同じ駅だった。
そこに着くまでの間、ずっと話をした。
想像通り面白くて、優しい先輩だった。
あ「またね、エリちゃん」
「今日はほんとにありがとうございました！」
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ここね(プロフ) - ああああああ！！！！続き気になります！！ (2018年8月2日 1時) (
レス) id: d9496bd133 (このIDを非表示/違反報告)
minso(プロフ) - ジンくんのお話の中で1番好きです！！更新頑張ってください！ (2018年3月25日 9時) (レス) id: f192481929 (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - nozomikan818さん» 遅くなってすみません、、ありがとうございます！ (2018年2月7日 7時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
nozomikan818(プロフ) - この作品占ツクの中で一番好きです！！次の更新楽しみにしてます！！ (2017年12月27日 8時) (レス) id: b71cf8a582 (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - まままゆさん» ありがとうございます！ (2017年10月18日 12時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七瀬 | 作成日時：2017年9月18日 1時
