68 ページ20
マホトsaid
大阪から帰ってきて、みんな疲れていた。
起きたらもう昼過ぎ。
テーブルの上に1枚のメモが貼ってあった。
“ありがとう、楽しかった！一旦家に帰ってから大学行くね”
Aは大学に行ったらしい。
忘れてたけど、あいつ大学生か。
国際系の学部に通っているらしく、英語はまぁまぁ出来ると言っていた。
ジ「…あれ」
「はよ」
ジ「はよ、マホトだけ？」
「まだあいつら寝てる」
寝ぼけているのか、派手に付いた寝癖を触りながらキッチンへ入っていく。
「水取って」
ジ「んー」
ジンが飲む用のお茶と俺用の水を持って来る。
「あいつ、大学行った」
ジ「まじか。送ってけばよかった」
「何時に行ったんだろ」
ジ「起きた時もういなかった？」
「そそ、メモあってさ」
テーブルの上に貼ってあったメモを手渡す。
目をしょぼしょぼさせながら、見つめる。
「おめでとな」
ジ「あぁ、ありがと」
「泣かせんなよ」
ジ「わかってる」
「もしお前があいつを傷付けたら許さねぇから」
ジ「お前…っ…」
ジンの言いかけたことはわかってる。
でも俺はお前達の仲を引き裂く気は無い。
…あいつが傷つかない限りは。
好きだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 582人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ここね(プロフ) - ああああああ！！！！続き気になります！！ (2018年8月2日 1時) (
レス) id: d9496bd133 (このIDを非表示/違反報告)
minso(プロフ) - ジンくんのお話の中で1番好きです！！更新頑張ってください！ (2018年3月25日 9時) (レス) id: f192481929 (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - nozomikan818さん» 遅くなってすみません、、ありがとうございます！ (2018年2月7日 7時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
nozomikan818(プロフ) - この作品占ツクの中で一番好きです！！次の更新楽しみにしてます！！ (2017年12月27日 8時) (レス) id: b71cf8a582 (このIDを非表示/違反報告)
彩豆(プロフ) - まままゆさん» ありがとうございます！ (2017年10月18日 12時) (レス) id: 567e72b905 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：七瀬 | 作成日時：2017年9月18日 1時
