に ね ん め 。 ページ3
貴方side
｢ん？マホト誰？｣
少し低めのトーンで、渡邊さんに話しかける緑の髪の人。
確か、相馬さん。
相馬さんの隣が、へきほーさんで。
あ。寝転がってるのが、ジンさんだ。
｢へきトラハウスのアシスタントを務めさせていただくことになりました。｣
｢鈴木 Aです！｣ ﾆｺｯ
｢Aが、アシスタントなの｣ ﾌﾌｯ
私を馬鹿にするのは、ジンさん。
私が入社してすぐの時、
そばにいさせていただき、ジンさんから基礎を学んだ。
｢馬鹿にしないでくださいっ！｣
｢ジンさんに追いつけるように頑張ったんですよ！｣
｢入社2年目の新人に務まるかね。｣
｢ま、頑張りなよ。｣ ｸﾞｼｬ
そう言って、私の髪をぐしゃぐしゃにするジンさん
私とジンさん以外の人は、口を開けてポカンとしている。
｢あ。えっと、ジンさんは入社すぐの時に、お世話していただいた先輩です。｣
｢あ、そーなんだ！｣
｢ ｢ ｢ 焦ったぁ。 ｣ ｣ ｣
皆さんで、声を揃えて言った。
｢いきなりジンくんと、喧嘩しだすのかと思った｣ ﾊﾊｯ
相馬さんが、安心しきった顔でそう言う。
｢これから宜しくお願いします！！！｣ ﾍﾟｺ
｢ ｢ ｢ ｢ ｢ 宜しくね〜！｣ ｣ ｣ ｣ ｣
そこに居た皆さんが、言ってくれて。
私は、ホッとした。
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作者名：#渡邊 彩華 | 作成日時：2017年5月6日 17時
