Unnatural love

季節 中堂 ページ11

side中堂

『あぁくそっ』

A「はいはい、どうしたんですかー？」

と、コーヒーを運んできたAが
机においたのを確認すると
すぐにこたつに引きずりこむ

A「んー？系飲まないの？」

『飲む』

Aはココアを飲んでいて
あちっと言葉を時々もらし
飲んでいる

A「よくコーヒー飲めるよね」

私には無理だわー！！
と叫び机に倒れ込んだ

『お子様の舌にはあわないだろうな』

と、笑いながらいうと

A「一応飲めるし！」

『じゃあ飲んでみろよほら』

A「ブラックは違う！私がいってんのはコーヒー牛乳！！」

コーヒーを近づけると
嫌そうな顔の前で腕をクロスさせている
可愛いなと思い見つめていると
ツンツンと俺の頬をさわってくるから

『なんだ』

と問いかける

A「系ってさ謎におっさん部類にはいらないよね」

『あぁ？』

A「いや、神倉さん、坂本さんはおっさんの部類にはいるじゃん」

なにを言っているんだこいつは
と考えていると

A「いや、系もう41じゃん、若い人からはもう完璧おっさんって言われるのに系はおっさん部類に入んないんだよね」

『バカかもうじゃなくて″まだ″だ』

と、思いっきり頬をつねる

A「系！力！手加減ひろ！」

パッと離すと
痛いなといいながら頬をこする

『頬が腫れてるぞどうした』

喉をならしながら笑うと
あなたのせいでしょ！
と声がきこえる
少し寒くなり
より強くAを抱きしめる

A「寒いの？」

『あぁ冬は嫌いだ』

A「そっか、なんで？」

と悪気はないのだろうけど
そうきいてくる

『寒いのが嫌いだ、あと夕希子が殺された季節だからな』

そのあとAは落ち込んだ顔をして

A「ごめんなさい…」

『今はもうAがいるからな、平気だ』

といった後に
Aの額にキスをした
すると顔を真っ赤にし下をむいた

A「私は冬好きだよ？」

『訳がわからんこんなに寒いのに』

A「だって系があっためてくれるもん」

恥ずかしかったのか下をむいた
あぁもう限界だ
Aを抱き抱え
移動する

A「え！系！」

ベッドにAをおろす

『そうだな、おのぞみどうりあっためてやる』

A「え、ちょ、系」

『Aも俺をあっためてくれよ？』

もう抵抗しても無駄だと
思ったのか動かない

A「わかった…」

とさらに顔を赤くして
下をむいたAをみた後に
舌なめずりをした

『了承はもらったからな』

俺はすぐさまに噛みついた

シャワー室 久部→←監禁 木林

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