Unnatural love

関西弁 中堂 ページ14

中堂「A！さっさとまとめろ！」

『はいはい、言われんくてもわかっとる』

中堂「なんだ！その言い方！」

『しゃーないやん、大阪は言い方きついんや！』

いちいちうるさいなぁ
同期やからええやろうに

中堂「取り合えずまとめろ」

『いまやろうと思っとんやんか』

系が黙って
所長室にいく

『なにがはよやれや！あんたがためとんやろ！』

と、ボソッと呟く

三澄「それいったらおしまいだわw」

『正論やんか！』

イライラしてくるわ！
あいつに比べミコトはかわいいなぁ…

東海林「私Aの喋りかた好きだけどなー」

久部「あ、確かにそうですよね、ちょっと強めなのもいいですよね」

『東海林、六郎ーーー大好きだぁーー！』

と泣き真似をしながら
二人の首に手をまわす

久部「あのっ！胸当たってるんで…」

『ええやん！別に、たいしたもんちゃうし』

三澄「たいしたもんだから離れる」

ｶﾞｼｯと
つなぎの首もとを捕まれる
もーミコトと言おうとすると
ミコトは東海林と六郎を引っ張っていて
じゃあ今引っ張っているのは

中堂「おい」

『系…ゴメン許してくれ』

こわいよ
オーラが伝わってくるよ

中堂「隣に座っててやる」

うぅ
やだよ
てかいつものことやのになんで
こんな怒ってんの！？

『ゴメン六郎、この資料なおしといて』

久部「直す？間違ってましたか？」

中堂「もとの場所に戻しておけってことだ」

久部「あ！はい！」

系怖いって

東海林「これだけ鈍感じゃ大変だねぇ」

『どうしたん？』

東海林はやばっと顔を
パソコンに戻した

『系？いつものことやのになんでそんな怒ってんの？』

中堂「久部ばっかりに頼むだろ、なんで俺に頼まない」

『いっつも感じ悪いやんか』

嫌いなんやろ
ってボソッと言うと

中堂「なに言ってる、お前が嫌いなんだろ」

『嫌いちゃうし、逆に好きやし…』

ん？今口滑らせた気がする
机に突っ伏したまま系の方をむくと
系にキスをされる
東海林がキャーって言ってるけど
関係ないくらい
顔があつくて
系は

中堂「勘違いするな、俺はお前が好きだ」

って言うと

中堂「仕事しろよ」

と席から立ち
私を撫でると
所長室に入ると思ったら
入る直前で止まり

中堂「あと、お前の喋りかた俺は気に入っている」

と少しニヤッと笑い
所長室にはいっていった
東海林が隣で
あーあー！職場が薔薇色だぁ！！
といっているが
これは付き合ったと言うことでいいのか
それだけが気になっていて
仕事に集中できなかった

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