スタッフ。 ページ31
翌日、
千代と私は結局徹夜して
その後、ユノ達の朝食を準備して
始発で東京ドームへ向かった。
季節は真冬の１月、極寒の夜明け前。
「ユノ達怒らないかな？」
「メールも置き手紙もしたし、
大丈夫でしょう」
「それにしても眠くなってきたよ・・・」
「物販で買い物が終わったら
近くにスパがあるからそこで仮眠しよう」
「それがいいね!体力温存だ!」
会場に到着するとすでに物販には長蛇の列で
数名のスタッフさんが手際良く誘導していた。
「早朝からスタッフさんは大変だね」
「うん、感謝してもしきれないよ」
私達が買い物を終えたのはそれから数時間後。
後ろを見れば私達が来た時よりもさらに
長い列が出来ていた。
「とりあえずカフェにでも入ろうか」と
千代と２人で長蛇の列の横を歩いていると
女性スタッフさんと肩がぶつかった。
私はとっさに振り返り、
「ごめんなさい」と謝る。
しかし、すれ違ったはずの
スタッフさんの姿が見えない。
次の瞬間
「大丈夫ですか？」と千代がしゃがんだので
その先を見ると
そこにはスタッフさんがうずくまっていた。
「ごめんなさい！大丈夫ですか？」と私も
慌てて駆け寄ると
「大丈夫です、
ちょっとよろけちゃって・・・」と
スタッフさん。
顔を覗きこむととても大丈夫そうには見えない
青白い顔をしていた。
「とにかく何処かに座りましょう」と
声を掛けると、
「大丈夫ですから、
それより列の誘導しないと・・・」と
フラフラしながら立ち上がるスタッフさん。
すると千代が
「私達もスタッフです。
後は私達に任せてください。
責任者にも私が連絡しますから」と彼女を宥め、座れる場所を２人で探した。
そうしているうちにも
物販の列はどんどん伸びてるので
私は彼女からスタッフパーカーを借り
代わりに私のコートを渡して
列の誘導に向かう。
千代には彼女に付き添ってもらいながら
時松さんに連絡を取ってもらった。
「最後尾はこちらになりまーす」
ファン「どの位待ちますか？」
「１時間半〜２時間くらいだと思います」
こうして誘導をする事３０分。
千代と時松さん、
そして責任者らしき人がやってきた。
「川原さんすいません！」
「いいえ、彼女は大丈夫ですか？」
責任者「医務室で休んでいます。」
「なら、良かった」
私は安心した。
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kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» イチャコラさせたいんですがそこは敢えて今後のお楽しみと言うことで（笑 その辺は番外編でちょくちょく書いていこうと思ってます！ (2016年8月16日 20時) (
レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - えー？あと５話で終わりですか？あーんなことや、こーんなことしてたら５話なんてすぐではないですか！どうしますかこれ？いちゃこらシーン省略したら最強様に怒られそうだしね。スカッとハッピーエンドお願いします。 (2016年8月15日 23時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» ホントに毎日暑いですね〜 別居した日には・・・ ウフフフ・・・ (2016年8月15日 9時) (レス) id: 717f41a17c (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 暑中見舞い申し上げます。毎日暑いですね。ようやく結婚できたのに…二人のムラムラが浮かびます(笑)これ別居した日には今まで我慢した分しゅっごいことになりそうですね、デュフ/// (2016年8月15日 2時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - ミドリ虫さん» お気づかい、ありがとうございます♪そして楽しみにして頂けて光栄です。ミドリ虫さんもお体ご自愛くださいね。 (2016年8月1日 18時) (レス) id: 717f41a17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年7月19日 10時
