これで最後。 (鉢家佳織(K)＆倉城 ページ22
ここ数日間、
倉城と私は彼女が
外出をする機会を待っていた。
Ｋ「倉城さんいい？
アレが歩道を渡り始めたら行くのよ」
倉城「でも、他にも人が渡っていたら・・・」
Ｋ「そんなの気にしないでいいの。
多少の犠牲も必要だわ」
倉城「本当に私、大丈夫ですか？」
Ｋ「大丈夫よ、
貴方は持病があって
その発作でハンドル操作を誤ってしまうの。
診断書もちゃんと用意してあるわ
だから罪には問われない」
倉城「でも、やっぱり無理・・・」
Ｋ「今更何言ってるの？
いいわ、それなら貴方が今まで川原Aにしてきた
数々の行為を警察に通報するわね」
倉城「そっそれは！」
Ｋ「いい？
私の言う通りにすれば大丈夫だから」
横断歩道を彼女が渡りだした。
しかし、倉城は車を動かそうとしないので
クラクションを鳴らし倉城を脅すと
猛スピードで倉城の車は
横断歩道に向かって走り出した。
そう、そのまま突っ込みなさい
ところが彼女の車はハンドル操作を誤ったのか
川原ではなく同じく渡っていた子ども達の方へ。
なにやってんの！
そう思ったのものの
動けずに固まる子ども達をみて川原が引き返してきた。
そう、そのまま・・・
倉城は彼女を跳ねた。
しかし、ここでも誤算が生じた。
とっさに車の下敷きになるのを川原自身が回避したのだ。
彼女は車の上を転がりアスファルトに落ち
見知らぬ外国人に助けられている。
どうやら怪我も大した事はなさそうだ。
これでは計画が台無しだ。
そう思うよりも早く私は自分の車のアクセルを踏み、
川原とそれを助けている大柄の外国人を跳ねた。
そして私はそのままその場を走り去った。
自宅へもどりTVをつけると
さっきまで自分がいたあの場所が映し出され
ニュースになっていた。
男性女性各１人が救急車で搬送され
病状は分からない。
そう伝えられていた。
私は川原が死んでいればいいと思った。
いや、死んでいなくても一生辛い思いをすればいい
これで彼女は最後だ。
そう思った。
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kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» イチャコラさせたいんですがそこは敢えて今後のお楽しみと言うことで（笑 その辺は番外編でちょくちょく書いていこうと思ってます！ (2016年8月16日 20時) (
レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - えー？あと５話で終わりですか？あーんなことや、こーんなことしてたら５話なんてすぐではないですか！どうしますかこれ？いちゃこらシーン省略したら最強様に怒られそうだしね。スカッとハッピーエンドお願いします。 (2016年8月15日 23時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» ホントに毎日暑いですね〜 別居した日には・・・ ウフフフ・・・ (2016年8月15日 9時) (レス) id: 717f41a17c (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 暑中見舞い申し上げます。毎日暑いですね。ようやく結婚できたのに…二人のムラムラが浮かびます(笑)これ別居した日には今まで我慢した分しゅっごいことになりそうですね、デュフ/// (2016年8月15日 2時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - ミドリ虫さん» お気づかい、ありがとうございます♪そして楽しみにして頂けて光栄です。ミドリ虫さんもお体ご自愛くださいね。 (2016年8月1日 18時) (レス) id: 717f41a17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年7月19日 10時
