避難所。 ページ10
「避難してきた人達を
家に入れるわけには行かないよね…」
さくら「でも入れるしかないですよ」
スト「幸い家は広いですから
建物の中を仕切っては?」
エリ「そんな事出来るの?」
アロ「２階を避難所にして
１階には降りれない様に魔術を掛けましょう」
「それじゃ急いで皆の荷物を１階へ!」
エリちゃんと２階へ行き
逃げてくる人達のために部屋を空ける。
YN「飲み物とか持ってきたよ!」
「ありがとう!」
アロ「あっ、到着したみたいです!」
ストリングさんの誘導で無事に到着。
住民１「あれはなんなんですか!」
「えーとですね…」
ミント「詳しくは落ち着いてから話します。
まずは安全な２階へ行きましょう」
避難してきたのは１０家族。
私は人数に応じた部屋を割り振り
家は避難所となった。
でも皆さん不安なようで
階段のそばにあるフリースペースに集まってきたので
さくらちゃんと２人で飲み物や軽食を配った。
フリースペースはガラス張りになっていて
庭が見渡せるんだけど
今はゾンビ化した人達を浄化する準備が始まったので
エリちゃんがカーテンを閉める。
子供「こわいよぅ…」
住民「ここは安全ですか?
妻は妊婦なんです。
ここまで来るのもやっと歩いて来て…
また移動なんてなったら…」
不安がる住民皆さんに
「ここに居れば安全です私達が保証します」と
ミントさんは声を掛け、
それから今の状況を説明した。
と言っても魔術云々と言うのは非現実的なので
近くで起こった崖崩れで長年地中に潜んでいた
未知のウィルスを含んだガスが放出されて
それに感染した住民がゾンビ化して
その人達に触れられる事によって
ゾンビ化が増えていると説明した。
その話しに合わせるようにエリちゃんも
「私達はそのウィルスの研究に来ていた者で
ゾンビ化を治すための準備もしています」と話した。
すると今度は
「つまり危険なウィルスがこの街にあるって
知っててばら蒔いたのかっ!」と中年の男性が騒ぐ。
「そうではありません!
この街にウィルスが存在する可能性があり
私達も探していたんです」と答えるけど
男性は納得が行かない様子だった。
すると「まぁまぁ、明日の朝には落ち着きますから
今日はここでゆっくり身体を休めてください」と
ストリングさんが背中を擦ると
さっきまで怒っていた男性は落ち着きを取り戻し
自分の部屋へと入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
makimaki(プロフ) - 初めてコメントにて失礼します(｡ᵕᴗᵕ｡)"楽しくてchoco〜からファンになり他の作品もっと読み漁ってここまで辿り着きました(*^^*)ぜひまた続き再開するの楽しみにお待ちしております(^-^)/ (2023年5月7日 7時) (
レス) @page15 id: 77875b967d (このIDを非表示/違反報告)
ねこひめ(プロフ) - またお話し再開するまでお待ちしてますね〜また新しいお話しも楽しみに待ってま〜す (2021年12月13日 10時) (レス) @page15 id: 6cef5ac764 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kawaets
| 作成日時：2021年10月14日 21時
