Cigarette love 08 (ページ32)

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夢じゃない。ページ32

自分の部屋に行き
ベッドに横になる。

今日は色んな事がありずぎて
思い返してみても夢じゃないかと思ってしまう。

スマホを見ると着信ランプが点滅していたので
確認すると「どうだった？」と
千代からのLINEだった。

私は「うん、思ってたよりも平気だった。
ユノと私の事も認めてくれたよ
園の方は大丈夫かな？」と今日は千代と
ゆっくり話す時間も無かったので気になっていた
園のその後を尋ねた。

すると「夕方にはいつも通りだったよ。
まぁ、保護者からはクレームもあったけど
Aは被害者って公表されたし、
むしろAの事を心配してた
保護者の方が多かったよ」と千代。

「みんなに迷惑かけちゃったな・・・」

「Aのせいじゃないよ。
あとね、星野先生だけど」

星野先生の事すっかり忘れていた。

「どんな感じだった？」

「挙動不審だったよ。
今回の事に関わってるんじゃないかな。」

「もう何もないと良いんだけどね」

ユノと付き合っている限り倉城やYCLPの様な人は
居なくならないだろう。

だったら私はどうすればいい？

自分には何ができるだろう。
そんな事を考えながらいつのまにか寝てしまった。

翌朝は久々の家族４人での朝食。
お父さんと葵は食事を済ますと仕事へ
出掛ける支度を始めた。

お父さんと葵を玄関まで送ると、
「A、
色々と大変な事がこれからもあるとは思うけど、
ユノ君はお前自身が決めた相手だ。
それを肝に銘じてしっかりな。
お父さんもお母さんもお前の味方だ
何かあったら頼りなさい。
ユノ君にもよろしく伝えといてくれ」とお父さん

「うん、ありがとう。
いってらっしゃい」と２人を見送ると
「さて、２人とも出掛けたし
お茶でもどう？」とお母さん。

お母さんとお茶をしながらユノの事を話した。

「でも、まさか東方神起が
彼氏とは思わなかったわ」

「付き合ってる本人もびっくりよ(笑」

「でも、ユノ君は素敵な人ね」

「うん、天然だけどね(笑」

「そうなの？」

お母さんとユノの話をしているうちに
小浜さんが迎えに来てくれて私は自宅へ帰った。