宝くじ。 ページ28
暫くして
各階のエレベーターホールに
オートロックのちょっとお洒落な
鉄格子が設置された。
これで嫌がらせも減るかなと思っていた
ある日の事。
仕事に行こうと家を出るとそこに
手袋とエプロン、それにデッキブラシを持った
ミニョが居て何故か我が家のポーチを掃除していた。
「なんでミニョが掃除してるの?」
IM「ウヌヒョンに頼まれて。」
「どういうこと?」
IM「今日から暫くツアーで家を空けるから
冷蔵庫にあったキムチを俺とヌナに
食べて貰おうと思って持っていく途中で
転んでここでぶちまけたらしですよ。
それで皆で掃除しようと思ったんだけど
迎えが来ちゃったから俺に頼んで行ったんです。
まったくもう、
朝早くから迷惑なヒョン達ですよ〜」
「なるほどね。
私も手伝うよ!」
IM「ヌナは仕事でしょ!
さぁ行ってらっしゃい!」
「それじゃゴミだけ捨てていくよ!」
IM「だ、大丈夫ですっ!
つ、ついでにお隣のゴミも頼まれてるし!」
「それこそこれぐらい持っていくよ」
IM「いいですって!」
私はミニョのそばにあったゴミ袋を持って
エレベーターに乗り込み
「まったくミニョは朝から災難だったね〜」と
何気なくゴミ袋を見た。
そこでミニョが私がゴミ捨てる事に
あんなに遠慮した理由分かった。
ゴミにはキムチだけじゃなくて
野菜屑や卵のからや生ゴミが入っていた。
もしかしたらミニョの家のゴミと
一緒にキムチを捨てたのかもしれないけど
比率で言ってもキムチの量がおかしい。
ミニョが言うように私達に渡すには
少なすぎる。
つまり私が予測するに
嫌がらせの１つでポーチに
生ゴミを撒かれていて
何かのタイミングでそれを知った
ウヌさん達かミニョが気を使って
私が分からないように掃除する事に
したんだけどたまたま今日は雨だからと
早めに家を出た私にミニョは見つかってしまって
とっさに嘘をついたんだと思う。
犯人は…
女性ダンサー達だろう。
気分は最悪のまま仕事へと向かう。
====
もやもやした気持ちのまま仕事を終えて
帰り道のスーパーへ寄る。
そうだ!
今朝のお礼にミニョにランチを買っていこう。
買い物を終えて駐輪場へ向かっていると
途中に宝くじ売場があって
嫌なこと続きだから
もしかして当たるかも?と
番号を選択する宝くじを２枚購入した。
これが当たったら速攻引っ越ししよっ!
こうして私は家路についた。
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kawaetsu(プロフ) - アイラさん» チャンミンは問い詰められてどうするのか?お楽しみに! (2021年2月21日 23時) (
レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» マシュは本当に甘いと言うか優しいと言うか…果たして強制退国になるのでしょうか… (2021年2月21日 23時) (レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
アイラ(プロフ) - チャンミン そりゃ問い詰められるよね(ー。ー#) (2021年2月7日 22時) (レス) id: e3952bffc7 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 殺人未遂だ〜社会的制裁を！しかも他国で。強制退国で事務所が主人公ちゃんに頭が上がらない事案♪ (2021年2月7日 19時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - アイラさん» 当てたいですよね宝くじ…女子達はもう最悪ですねっ! (2021年2月7日 16時) (レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaets
| 作成日時：2020年12月7日 21時
