Cigarette love 07

本日の話題。 ページ22

チャットは
ユノとメガネの関係についてになったので
「これ、ドキドキするなぁ、
ちょっと一服してくる！」と私は
ベランダに煙草を吸いに出た。

一服を終えてリビングに戻ると
千代が誰かと電話をしている。

「はい、分かりました待ってます」

「誰？」

「時松さん」

「なんだって？」

千代は無言で私にYCLPのチャットを見せる。

Ｋ「では、
メガネを重点的にマークすると言う事で。」

スター「私は仲良くなれるようにやってみる！」

カルボ「うなぎさんと私は仕事帰りを尾行します！」

Ｋ「私もメガネの事調べてみますね。」

カラス「メガネにばれない様に気を付けてくださいね！」

いちご「力になれませんが応援してます！」

Ｋ「では、明日からメガネの事を
各自情報収集すると言う事で今日は解散しましょう！」

そう、チャットは締めくくられていた。

「明日から私は彼女達に監視されるの？」

「そうなるよね」

「凄く嫌なんだけど」

「だよね」

暫くして時松さんがやって来た。

「何度もお邪魔してすいません」

「とりあえず、いま一番重要なのは
ユノの彼女候補から外れればいんですよね？」と
私が言うと
「そうだね、
Aが彼女でなければ良いんだよね」と千代。

「ユノが彼氏じゃないと証明すればいいんだよね」

「じゃぁ、こうしましょう」と時松さん。

提案はこうだ。

千代の紹介で私と時松さんが付き合っている事にする。

そして、星野先生には時松さん繋がりで
実は千代も私も東方神起と
保育園の撮影の前から面識があると伝え、
なのでこの前のカレーもユノのお手伝いをしたと
いう事にする。

「これで大丈夫かな？」と千代

「現時点ではこれが最善かもね」

「川原さん、
私が彼では不服かもしれませんが我慢してください」と
時松さんは私に頭を下げたので
「いいえ、私なんかが彼女役で
そご迷惑をお掛けします」と私も頭をさげた。

「では、
早速明日の仕事終わりにお迎えに行きますね」

「よろしくお願いします。」と
千代と私は時松さんに挨拶をした。

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