１５８番。 ページ34
「そうだよね・・・」
対応としてはそれが普通だろう。
アイ「それともう始まるから
１５８番もこれ以上待てないって」
母「あおい、諦めよう？
どうぞ、行ってください」
あおいちゃんは泣くのをこらえて
自分の洋服の裾をギュッと握りしめている。
それを見て私は
「アイさん、スタッフさんに伝えて。
１５８番はあおいちゃんが座りますって」と
あおいちゃんに席を譲ることに決めた。
アイ「え？！
だって今日は記念日だらか会いに・・・」
「しっ！周りに聞こえたら困るから！
彼には後で連絡しておくよ」
アイ「で、でもっ！」
「あおいちゃん、
お姉ちゃんの代わりに
チャンミンに会いに行ってきてくれる？」
あおい「？！」
母「でっ、でもそれじゃ・・・」
「アイさん、申し訳ないんだけど
さすがに泥棒の隣にあおいちゃんを
座らせたくないからどうにかならないかな？」
アイ「聞いてきます！」
あおい「お姉ちゃんは？」
「チャリティーに参加するし、
内緒だけどさっきからお話してる
お姉さんとお友達なんだ。
だから今回だけは特別にサインしたのを
後で貰える事になったから大丈夫♪」
あおい「本当に？」
「うん！だから２人に会っておいで♪
あっ、でもお願いがあるんだ〜」
あおい「なに？」
「チャンミンに
”マシュお姉ちゃんからのプレゼントです”って
これを渡してくれる？」
私はチャンミンとの記念日に用意してきた
プレゼントをあおいちゃんに託した。
あおい「分かった！」
アイ「一番後ろで良ければ準備できるそうです」
「あおいちゃん、
一番最後になっちゃうけどいい？」
あおい「はい！」
アイ「それじゃ、あおいちゃん行こうか。
オンニ、お母さん、あおいちゃんには
私が最後まで付き添いますね！」
「お願いします」
私はあおいちゃんを見送った。
母「本当にありがとうございます。
どうやってお礼をしたらいいのか・・・」
「あおいちゃんが喜んでくれれば
それで充分です」
？？「あれ？
なんでマシュちゃんがここにいるの？」
「あっ！コウさん！
まぁ、色々とありまして・・・」
コウ「サイン会は参加しないのね。
それじゃ私とお茶でもどう？
良かったらそちらのご婦人も♪」
「お母さん、良かったらどうですか？」
母「では、お礼にご馳走させてください！」
コウ「何か訳ありね。
さぁ、ここにいてもなんだから移動しましょ」
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kawaetsu(プロフ) - アイラさん» 好きの気持ちは人それぞれですがこれは駄目なパターンですねー (2020年5月9日 0時) (
レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - マシュ、ナイスアイデア！！！！ (2020年5月9日 0時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
アイラ(プロフ) - なんてこと・・・好きの方向間違えてるm(。≧Д≦。)m (2020年5月9日 0時) (レス) id: e3952bffc7 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - wakaさん» もうSNSでも自慢出来ないですよねぇｗｗｗ (2020年5月8日 23時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 売れないわ人に見せられないわ自慢できないわ、どうしたものかねwwww (2020年5月8日 23時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2020年4月18日 14時
