Chocolate addiction 08 (ページ46)

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ルール違反。ページ46

KH「は？
お前たち事務所を通して
観に来たんじゃないのか？」

CM「今日ここに来たのは事務所には
黙っててやるから今から韓国に帰るか
事務所に日本に居るって連絡しろ」

YN「まさかルールーを知らなかった
訳じゃないだろ？
ライブだって先輩の公演は
楽屋やバックヤードに来るときは
事務所の許可が居るのも分かってるだろ？」

サラン「そんなに怒らなくても・・・」

時松「いたいた！
サラン、サラ！
お前たちのマネージャーには連絡したからな！
今すぐ韓国に戻ってこいって激怒してるぞ！」

サラン「どうせ明日の朝には帰るのに・・・」

YN「ルールーを守れないのは駄目だ。
このままだとせっかく決まった
デビューだって出来ないぞ」

サラン「それは困る・・・」

CM「分かったら大人しく帰れ」

時松「空港まで送っていく」

YN「お願いします」

サラン「分かったわ！
でも、お腹が空いたから、
そうね、先生、それ食べても良いですか？」

サランさんがおいなりさんを指さしたので
本当はあげたくなかったけど
未開封のお弁当を差し出した。

すると受け取った瞬間に手を離したサランさん。

「あっ！」
慌ててキャッチしようとしたけど残念ながら
お弁当箱はそのまま床に落ちて
中身が床に散らばった。

「ごめんなさ～い。手が滑っちゃった♪」と
悪びれる事もなく落ちたものを
拾おうともしない彼女達。

明らかに一度受け取った後に手を離した。
私からは見えているけどチャンミンからは
見えていないだろう。

むかつくけどここは大人な対応をと思い、
「ごめんなさい、
洋服汚れてませんか？
良かったらまだあるから新しいのを・・・」と言うと

私に近寄ってきて
「こんなの食べられるわけないでしょ？
先生だかなんだか知らないけど
オッパ達に近づかないで」と
皆に聞こえないくらいの音量で私に言った後、
「すぐに空港に行かなきゃなんで
やっぱりいいです～」と
汚れた床もそのままに去って行った。

とりあえず色々と思うところはあるけど
床を綺麗にしなきゃ。
そう思って片付け始めると
「俺も手伝うよ。後輩がごめんね」と
キュヒョンが手伝ってくれた。

チャンミンはユノと何か話している。

「よし綺麗なった！キュヒョンありがとうね」

KH「サランには俺からも注意しておくから」

片付けを終えると
もうチャンミンの姿はなかった。