Chocolate addiction 08 (ページ31)

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コーディネートページ31

今回の同行は
今までで一番長い５日間。

それに今日は彼の事務所の社長さんと
会う事になっているし、
週末にはご両親にも会う。

失礼がない様にしなきゃ・・・

どんな服装で行けば良い？
仕事着？
それとも少しかしこまった普段着？

どれにせよ本来の家へ
取りに行かないとダメそうだ。

そう判断した私はチャンミンに
電話を掛けて家へ行ってくることを伝えると
「俺も行きます」と言うので
ついでなら洋服を選んで貰う事にした。

CM「初めてお邪魔しますね～」

「そう言えばそうだね。
ユノは来た事あるけどチャンミンはなかったね」

CM「ヒョンは来たことがあるんですか？
いつですか？！」

「ほら、チャンミンが怪我した時。
宿舎に来て欲しいって相談に来たんだよ」

CM「あぁ、そうですか。
それは仕方がないですね」

「はい、狭いですけどどうぞ」

CM「お邪魔します」

「どんな服装で行けば良いかなぁ～」

CM「そんなにかしこまらなくて良いですよ」

「これなんかどう？」

CM「クローゼット見ても良いですか？」

「どうぞ」

それからチャンミンがクローゼットを見て
今日の洋服とご両親に会う時の洋服を選んでくれた。

CM「準備は出来ましたね。
キュヒョンがタクシーで来ますから
そのまま事務所へ行きましょう」

「緊張してきた・・・」

CM「書類持ちましたか？
忘れ物はないですか？」

「うん、大丈夫！」

キュヒョンが乗ったタクシーがやってきて
３人で事務所へと向かった。

オフィス街に入るとチャンミンが
運転手さんに一旦停める様に言い、
タクシーが止まると
「事務所はこの道を３分ほど真っすぐに
行ったところにあります。
マシュはここから歩いてください。
事務所の前には出待ちが居ますから
俺達と一緒だと騒がれてしまうので。」と
少し申し訳なさそうに言うので

「分かった。
ここを真っすぐね！」と返事をして
タクシーから降りた。

KH「名前を言えばスタッフが迎えに行くからね」

「名前を言えばいいのね！」

CM「何かあったらすぐ連絡してください」

「うん！」

KH「それじゃまたあとでね～♪」

チャンミン達を乗せて走り去るタクシー。

それを見送っていると先の方で曲がって行った。

あそこが事務所かな？

私は見えなくなった場所を目標に歩き出す。

数分後事務所へ到着すると
ビルの前には数十人のファンらしき女性が
行儀よく敷地内で並んで座っていた。