Chocolate addiction 08 (ページ4)

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誓約書ページ4

「今何時ですか・・・」と
目を開けずに聞いてくるチャンミン。

「７時だよ。」

CM「それじゃまだ寝れるじゃないですか。」

「そうなんだけどね、
とりあえずトイレに行きたいから
解放してくれる？」

CM「それじゃ一緒にトイレに・・・」

「無理無理！離して！」

CM「冗談ですよ。行ってらっしゃい」

トイレを無事済ませて
そのまま顔を洗いに行くと
チャンミンが歯磨きをしていた。

CM「間に合いましたか？(笑」

「ギリセーフ！」

CM「ギリセーフって(笑
俺が寝起きが良くて良かったですね」

「えぇ、本当に(笑」

チャンミンと並んで歯磨きと洗顔をし、
着替えも済ませて会場に向かうまで
２人でのんびりと過ごそうかと思っていると
ユノが部屋にやってきたので
３人で昨日買ってきたコンビニパンで
朝食を済ませて会場へと向かった。

移動中の車内。

YN「相談があったから
ツアー中のキャリカン継続だね」

「出来るだけ頑張るよ」

CM「無理はしないでくださいよ？
また誘拐なんて洒落になりませんからね」

「でも、問題を起こした私が
まだキャリカンなんてやってていいのかな・・・」

YN「問題を起こしたのは志摩さん達だよ。
Aは巻き込まれただけ！
でも、もし仕事がしづらかったり、
会場に居たくなかったら言って？
そこはちゃんと考えるから」

CM「今日から今後に向けて
新しいスタッフが沢山参加します。
マシュの事を知らない人もいます。
既存のスタッフも大人ですから
マシュの事を噂したりはしないと思いますが
もし、嫌なことがあったらすぐに言ってください。
いいですか？くれぐれも１人で悩まないで」

「うん。分かった」

CM「あと、これは不本意なんですが
会場では俺とマシュの関係は内緒です。
とは言っても、町田さんや責任者さん達には
説明するのでそのつもりで居てください。
あ、あと事務所にはもう報告してあります。
近いうちに事務所から事実の確認の
呼び出しがあると思います。」

「よ、呼び出しね・・・」

YN「心配しないで大丈夫だよ。
その時は俺達も同席するし、
誓約書を書くだけだから」

「制約書？」

CM「俺達だって普通の人間ですから
好きでお付き合いしても性格の違いで別れたり
悪い人に騙される事もあります。
そうなった時にお互いに生活や仕事に
支障が出ない様に最低限の約束をするってところです」

「へー
まぁ、私はそれでチャンミンが
安心できるならいいけど」