Chocolate addiction 08 (ページ27)

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乙女心。ページ27

一緒に食事することを
拒否する葵。

自分の大好きなアーティストと
一緒に食事できる機会なんて
早々あるものじゃないのに
なんでこんなに拒否するんだろう？

「葵、こんな機会は早々ないよ？
キュヒョンさんと一緒にご飯食べたら？」と
葵に提案すると、
「そうだけど！
でもこんな格好で会うのはイヤ！
でも着替えも制服しかないし。
知ってればお洒落したのに・・・」と
どうやら乙女心と葛藤している様子。

どうしたものか・・・
扉の向こうではチャンミンとキュヒョンが
謝っている。

「葵、気持ちは分かるけど２人は困ってるよ？
部屋着が嫌なら今日はとりあえず
制服に着替えてご飯食べよう？」と
宥めてみるけど、
「で、でも・・・」と葵。

これはどうしたものか・・・

何か洋服があればいいんだけど
私の服では葵には大きすぎるし、
かと言って近所にお店もないし・・・

とりあえずこのままの状態では
何も解決しないので私は一度部屋を出て
チャンミン達に今の状況を説明して
葵を説得しに部屋へ戻った。

葵を落ち着かせていると
ユミからの電話。

事情を話すと
”それなら私の洋服を貸してあげる♪”と
ユミがホジュンとこちらに来てくれる事になり
葵はそれで納得した。

そんな葵のテンションを上げるために
「葵、顔洗っておいで？
それにせっかくだから少しお洒落しちゃう？」と
コウさんに選んで貰ったメイク道具を見せると
「これ使っていいの？」と喜んでくれた。

「うん、好きなだけどうそ！」

葵「顔洗ってくる！
あっ、でもキュヒョン・・・」

「一旦２人で宿舎に帰って貰ったから
今は居ないよ。
ユミが来て準備が出来たら来て貰うからね。
あ、もうユミが到着したって！
ほら顔洗っておいで！」

葵「うん！」

その後は
ユミが買ったけど自分には若すぎたからあげる！と
かなりの数の洋服を持ってきてくれた。
それに合わせて髪の毛も巻いて
ほんのりメイクもしてもらい
葵のテンションはアゲアゲ。

「それじゃ２人もお腹を空かせてるだろうから
呼んでもいいかな？」

葵「ドキドキする～」

CY「私もキュヒョンは初めましてだ！」

HJ「俺は挨拶程度で知ってる」

CM「お邪魔します」

KH「葵ちゃんさっきはごめんね」

葵「こ、こちらこそごめんなさい・・・」

CM「葵ちゃんは悪くないですよ！
キョヒョンが悪いんです！」

HJ「まぁまぁ、みんな食べようよ！」

こうして思いのほか大人数で
夕食を食べることになった。