Chocolate addiction 08 (ページ13)

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家族に挨拶ページ13

翌朝レストランにて。

YN「そっかぁ～
それは大変だね」

「大変なのはホジュンだけどね～」

YN「あいつは工場が実家の近くだから
久々に帰って友達と楽しんでるみたいだよ」

「ユノの実家と近いんだよね？」

YN「うん、だからうちの家族に
お土産を持って行って貰ったよ」

CM「実家と言えばあれですね
俺もご挨拶しないとですね・・・」

「いや、まだそれは早いかと・・・」

CM「いいえ、近いうちに伺います。
実家は都内ですよね？」

「う、うん・・・
でもそうなると私も挨拶に
行ったほうがいいのかな・・・？」

CM「それは大丈夫です。
来週のライブにうちの家族が来ますから
その時に紹介します」

「えっ？来週？！
そう言うことは早く言ってよ！」

CM「別にマシュは普段と同じで良いんです。
だから敢えて伝えませんでした」

YN「まさか両親にもマシュの事を
突然紹介するつもりだったの？」

CM「まさか。
ちゃんと両親にはマシュの事を話してあります。
もちろん日本人な事も」

”日本人な事も”
そうだよね。
私はご両親にはどう思われているんだろう。
お互い色々とある国だからなぁ・・・

そんな事を考えていると
「マシュ、心配はしないで良いです。
母方の叔母には日本に嫁いだ人も居ますから
うちの家族は日本人だからって
偏見はありませんよ」とチャンミンは
ニッコリとほほ笑んだ。

YN「Aのご家族は大丈夫かなぁ？
俺達は韓国人だし
あまり歓迎されない事もあるから」

「うちも大丈夫だと思うよ。
お母さんは韓流好きだし、
妹も確かなんかアイドルが好きなはず。」

CM「お父さんは？」

「囲碁友達に韓国の人が居るって言ってたよ
なんかどこかの社長さんだとか
前に話してたかな？」

YN「それじゃ安心だね！
チャンミンは囲碁強いよ！」

CM「父が好きで良く付き合いましたからね」

「お父さんが知ったら凄く喜びそう」

YN「チャンミン良かったじゃん♪」

CM「それじゃ近いうちに
ご挨拶に伺います。
マシュ、ご両親にそう伝えて貰えますか？」

「う、うん・・・」

CM「なんですか？嫌なんですか？」

「そうじゃなくて、
改まって両親にそんな話をしたのは
ほら、前の結婚の話が出た時だけだから
なんだか緊張しちゃって・・・」

CM「あぁ、そうですね・・・
あんな事があった訳ですから
ご両親も慎重になりますね・・・」

YN「それならこうしたらどう？」

「何か良い案が？」とチャンミンが聞くと
ユノはニヤリと笑った。