Chocolate addiction 07 (ページ43)

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宿舎でお泊り。ページ43

お弁当箱は
保温機能が良いスープジャーと
保温機能のついたお弁当箱。

目的のものが見つかったので
ユノはそのまま他も見てくる！と
どこかに消えていった。

時松さんは車で待っているので
チャンミンと２人になる。

私がお弁当用の小物を選んでいると
カゴを奪い「ここでもお弁当の材料少しは
買えますか？」とチャンミンが聞いて来たので
「冷凍のカット野菜とかスープに
使ってもいいなら買いたいかな」と答えると、
「外食なんて冷凍を良く使いますから
マシュがそれでいいなら問題ないです。
あっ！ふりかけ買いましょう！
ご飯にハートとかいいですね♪」と
ノリノリで食品売り場へと向かうチャンミン。

レジに到着するころにはカゴが２つに増えていた。

私は今日の鞄のお礼に
私が買うつもりだったんだけど
「作ってもらうんだからこれは俺達が払う！」と
結局２人に買って貰ってしまった。

夕食を帰り道で済ませて
帰宅後は２人に荷物を運んで貰って
食材は冷蔵庫へしまい、
明日の支度やシャワーを済ませて
お隣の宿舎へ。

今日は約束通り向こうにお泊り。
お弁当は私が出勤するまでに作れば
間に合うのでメニューを決め、
下準備を済ませて宿舎へ行くと
リビングに布団が３組並んで敷かれていた。

「え？ここで寝るの？」

YN「なんか面白い話があるんでしょ？
だから今日は３人で寝ようってチャンミンが」

CM「ヒョンは聞いたらびっくりしますよ？
ねっ！マシュ！」

「そうだね、ビックリすると思うよ！」

YN「なになに～？」

CM「ほら、明日も仕事ですから
布団に入りますよ！
不本意ですが・・・
今日はマシュが真ん中で！」

布団に入ると照明の明るさを
最小にしたチャンミン。

YN「で、話って？」

CM「ヒョン、覚えてますか？
銀糸町の宿舎」

YN「覚えてるよ。
良く春葉原のショッピングモールで歌ったよね」

CM「実はですね・・・」

YN「え？Aがあの時のチュロン？！

「うん、それでね実は・・・」
私は今日、病院帰りに実家に寄って
取ってきた２人のサイン入りCDを２人に見せた。

CM「わざわざ取りに行ったんですか？」

「うん、実家は電車で４０分くらいだから！」

YN「凄いね！まさかこんな縁があるなんて」

CM「オクさんにも今日連絡したら
あの、チュロン！？って驚いてましたよ」

「オクさん？」

YN「覚えてる？俺達のマネージャー。
今でも韓国でやってくれてるんだよ」

「あぁ！あの人！」

懐かしい話で私たちは盛り上がった。