Chocolate addiction 07 (ページ39)

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１か月限定。ページ39

翌朝目覚めると
隣にはチャンミンが
スヤスヤと眠っていた。

私は彼が起きない様にそっとベッドを出て
朝の身支度をすませ朝食の準備に取りかった。

チャンミン達の分も作ったほうがいいよね。
食材は昨日ユミが怪我をした腕では
買い物も不便だろうと冷蔵庫いっぱいの
食材を買ってきてくれたので沢山ある。

「朝だから簡単に
トーストとスープでいっか！」

こうしてキッチンで支度をしていると
ボサボサ頭のチャンミンがやって来た。

「おはよう。
朝ご飯食べる？
簡単なものだけど」

CM「スクランブルエッグありますか？」

「卵スープ作ったからない。
食べたいなら作るよ？」

CM「スープがあるならそれで充分です」

「顔洗って来たら？
あと、ユノも食べるかな？」

CM「ヒョンはまだ寝てるでしょう。
着替えるついでに声かけてきます」

「よろしく～」

******

「よし出来た！」

CM「お、いい匂い♪」

「ユノは？」

CM「声は掛けたけど起きないですね」

「そっか、それじゃ移動中に食べれるように
サンドウィッチにしておくよ」

CM「俺にもそれ作ってください」

「でも、今も食べるでしょ？」

CM「お昼に食べます」

「まぁ、今は気候的に涼しいから
それでも大丈夫だと思うけど・・・」

CM「このスープも美味しいですね
持っていきたいです」

「入れ物がないなぁ・・・」

CM「入れ物があれば今後作ってくれますか？」

「ん？そんなに気に入った？」

CM「美味しいですし、
それにマシュが作ってくれましたから・・・
出来るなら毎日食べたいです。
あっ、お弁当とかも良いですね」

「そうだね、これから寒くなるから
暖かいスープとかは良いよね。」

CM「作ってくれますか？」

「じゃぁ、こうする？
この1か月間はお隣さんだし
その間限定でどう？」

CM「限定ですか・・・」

「だってお隣さんならお互いの時間が
合わないくてもやり取りできるでしょ？
さすがに元に戻ってからは大変だよ」

CM「そうですよね！
それじゃまずは１か月間で！」

「ユノも飲むかな？」

CM「喜ぶと思います」

「それじゃ今日は入れ物がないから明日からね」

CM「あっ、そうだ！忘れるところでした」

「ん？」

CM「これ、俺の使ってたのだけど
良かったら使って？」

チャンミンは大きな布の巾着を差し出した。