Chocolate addiction 07 (ページ24)

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寄り道　その１ページ24

「よし！
準備完了！」

CM「あれ、そういえばメガネは？」

「あぁ、誘拐されてるうちにどっか行った(笑」

CM「コンタクトは・・・
あるわけないですよね」

「鞄が返ってくれば予備が入ってるよ。
でも、よくメガネに気が付いたね。
あっ！チャンミンと会う時はメガネが多いか」

CM「そうですね。」

「コンタクトは仕事でお客さんと会う時とか
車の運転とか、出掛けるときにするくらいだから
チャンミンはあまり見る機会がないね」

CM「メガネ沢山持ってますよね？」

「よく見てるねぇ～
メガネ集めは私の趣味でもあるからね」

CM「でも、今日メガネなくて大丈夫ですか？」

「うん、外を歩けないほどではないから。
鞄が返ってくればコンタクトがあるはずだし」

CM「見えなかったら頼ってくださいね」

「ありがとう。
それじゃ行こうか」

CM「あっ！それともう１つ！」

「なに？」

CM「今日の洋服似合ってます。
スカートも似合いますね」

「自分でも意外だったけど
すごく気に入ったよー
さすがコウさんだよね。
それにサイズがぴったりで驚いたよ！」

私の恰好は
ノースリーブのチェック柄の襟付きシャツ
グレーのオーバーサイズパーカーに
白のレース素材のロングスカート、
その下にスキニー、
そしてチャンミンと色違いのスニーカー。

スニーカー以外は
普段は絶対に選ばない様な洋服だ。

CM「さすがプロですね。
そうだ！
警察が終わったら買い物に行きましょう♪」

「買い物？」

CM「せっかくですから
今日の洋服に似合う小物を買いに行きましょう
メガネも買わないとですし。」

「いや、メガネは家に帰ればあるし。」

CM「そういえば帰り道に
アウトレットモールがありますね。
そこにより道しましょう」

「チャンミン、アウトレットって
ブランド物のでしょ？
私そんなにお金持ちじゃないっす。」

CM「デートで俺が彼女にお金を払わせるとでも？
自分から誘っておいてそんな事はしません」

「いや、それでもブランド物は・・・」

CM「俺がプレゼントしたいんです！
そうですねぇ～
コウさんも誘ってコーデして貰いましょう。
あっ！待ち合わせに遅刻します。
行きましょう」

「う、うん」

ホテル内のレストランへ２人で向かう。

「ねぇ、２人だけで大丈夫？」

CM「向こうで合流しますから大丈夫でしょう。」

レストランに到着すると
３人はすでに席についていた。