Chocolate addiction 07 (ページ23)

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着替え。ページ23

「私らしくないよね。」

CM「あっ、悪い意味では無いですよ？
俺が皆の知らないマシュが知れて
とっても嬉しいって事です」

「なんだろう、
チャンミンにこうして貰って
安心してるって言うか、
嬉しいと言うか・・・」

CM「俺で良ければいつでも
こうしてあげます。と言いたいですが
そうも行かない時もあります・・・」

「それは私も同じだよ。
チャンミンに何かあった時は
すぐに駆け付けたいけどそれは
現実的には無理だし」

CM「マシュがそう思ってくれるだけで
俺は充分です」

「私も」

CM「今日はお互いに疲れました。
明日もありますから寝ましょう。」

「おやすみなさい」

＝＝翌日＝＝

CM「マシュ、そろそろ起きてください」

「う～ん・・・」

CM「１時間後に朝食を
皆で食べに行きますよ。
そのままチェックアウトしますから
支度をしてください」

「わかった・・・」

チャンミンに起こされた私は
寝ぼけながらベッドの上で
モソモソと着替えを済ませ、
コウさんが用意してくれたメイク道具を持ち
部屋にあった鏡の前に座る。

すると鏡越しにチャンミンと目が合った。

そういえば私が着替えている時
チャンミンはどこに居たのだろう・・・。

私は振り返り
「チャンミンはさっき
どこにいたの？」と彼に問いかける。

すると
「ん？ずーっとここに居ましたけど？」と
チャンミンは不思議そうに首を傾げた。

ずーっと居たって事は
着替えている時もいた？
私、がっつり下着姿になって
着替えてたけど・・・

「もしかして着替えてた時も？」

CM「そうですが何か問題でも？」

「いや、居ると思ってなかったから・・・」

CM「あぁ、寝ぼけながら着替えてましたもんね。
なんですか？
もしかして恥ずかしかったとか？」

「まぁ、恥ずかしいかどうかと言われれば
恥ずかしいですよね」

CM「昨日、バスルームで全部見てますし、
今更着替えくらいで
恥ずかしがらなくてもいいですよ」

「なっ！それはっ！」

CM「さぁ、早くメイクしないと
待ち合わせに間に合いませんよ？」

「はいはい。
着替えくらい気にしませんよっ！」と
鏡台に向かいなおし
普段なら薄めのメイクだけど
昨日コウさんからもらった洋服を着てみたら
普段の自分とは違うテイストだったけど
とっても気に入ったので、
以前コウさんに教えてもらったメイク方法で
いつもより気合を入れてみた。