Chocolate addiction 07 (ページ19)

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部屋割り。　ページ19

ホテルまで向かう
車内では
コウさんが志摩さんの電話を聞き
不正を暴いて犯人が分かった事、
今回の誘拐の事をスタッフさん達に話すと
みんな協力してくれて無事に
ライブを終えた事などを教えてくれた。

ホテルに向かう途中で
ファミレスで食事をすることになった。

食事を済ませて車に乗り込むと
コウさんが私の隣に座り
「マシュちゃんの趣味じゃないかも知れないけど
きっと似合うから使って？」と大きな紙袋を
差し出してきた。

「これは？」

コウ「明日の着替えよ。
下着はサイズが分からないから
ノンワイヤーのやつだけどね」と
小さな声で教えてくれた

「わざわざすみません・・・」

コウ「いいのよ～
丁度この近くに知り合いの
ブティックがあってねそこで揃えてきたの」

「代金は今はお財布がないんで
明日でもいいですか？」

コウ「お金はいらないわ。
この前のミツ先生の課題に付き合ってくれた
謝礼の代わりって事で♪」

「ありがとうございます」

CM「コウさんそれ、なんですか？」

コウ「明日のお楽しみよ♪」

CM「マシュ、何を貰ったんですか？」

「明日の着替え。
コウさんが選んでくれたんだって」

CM「もしかしてさっきの用事って・・・」

「そうよぉ～
男ばっかりで気が利かないんですもの～」

YN「さすがコウ！
お代は俺達に請求して。」

コウ「今回は私からのプレゼントよ！
でも、チャンミン？
もし気に入ったら今後は御贔屓にね♪」

CM「それは明日見て判断します」

時松「さぁ、着いたよ」

時松さんが手続きをしてくれている間に
ユノが喉が渇いたと言い、
私も部屋で飲むものが欲しいと思ったので
スマホケースに入れていた電子マネーで
飲み物を買いに行った。

５人でエレベータに乗り込み目的の階へ着くと
「それじゃ、チャンミン、Aお休み～」とユノ。

「チャンミン、相手は怪我人だからね♪」とコウさん。

それに対して
「分かってます、お休みなさい」とチャンミンが
挨拶をすると時松さん、コウさん、ユノは
同じ部屋に入って行った。

残されたのは私とチャンミン。

チャンミンは部屋の鍵を開けている。
私は鍵を持ってない。
つまり・・・
「ねぇ、もしかしてだけど
私達は２人で寝るの？」と私はチャンミンに聞いた。

「そうですよ？
何か問題でも？」とチャンミン。

問題はあるようなないような・・・