Chocolate addiction 07 (ページ49)

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チャンミンの憂鬱。ページ49

「と、言うか部屋があるなら
そちらを利用すれいいのでは？」

CM「はぁ？」

「部屋があるのに使わないとか
もったいないじゃん」

CM「マシュ、俺とマシュは恋人ですよね？」

「うん」

CM「恋人なら出来るだけ会いたいですよね？」

「う～ん、その人達の感覚によって違うんじゃない？」

CM「まぁ、そうですけど
俺達は普通と違うんですよ？」

「何が？」

CM「思い立った時に簡単に会える
状態ではないんです。」

「まぁ、そうだね」

CM「だからこそ、
会える時間は大事に使わないと！」

「でも、今は頻繁に会えてるし」

CM「もう、いいです・・・
俺は隣で寝ます。」

大きなため息をついたチャンミンは
自分のスーツケースを持って
隣の部屋へと消えていった。

その姿を見送りながら
さすがに私が悪かったな・・・と思い、
チャンミンの部屋に繋がるドアをノックした。

しかし返事はなく、
どうやら向こう側から鍵が掛かっているようで
扉は開かなかった。

仕方がないのでチャンミンには
メッセージを送り、
夕食の買い出しに出かけた。

ロビーを出ようとすると
ちょうどコンビニへ行くと言うユノに
声を掛けられて２人で近所のコンビニへ。

YN「チャンミンは？」

「実はね～」と事情を話すと
「あぁ、今回の同行、
チャンミンは凄く楽しみにしてたからね。
あれでしょ？１週間の予定だったけど
途中で抜けるんでしょ？」とユノ。

「うん、ちょっとトラブルがあって
ホジュンに現地に行って貰って
１週間ユミが１人なっちゃうから
出来るだけ私も出社したいんだ」

YN「チャンミンはね
今回は１週間一緒だから
オフもあるし色々と考えてたみたいだよ。」

「色々？」

YN「ツアーも残り２ヶ月を切ったし
それが終われば俺達は韓国でのスケジュールで
日本には当分来れないから。
今のうちにAと一緒の時間を
出来るだけ過ごしたいんじゃないかな。
ほら、今日、花束貰ったでしょ？」

「花束？貰ってないよ？」

YN「え？
もしかして会ってすぐに部屋を追い出したの？」

「別に追い出した訳じゃ・・・」

YN「A、いくらなんでも酷いよ！」

「ご、ごめん。」

YN「ねぇ、A。
チャンミンに告白されてなんとなく
付き合ってるなら別れて。」

「えっ？」

YN「チャンミンは本気だよ？」

「私だってそうだけど？」