課題クリア！ ページ13
サロンの入り口で
コウさんが
「おはようございます。
今日は急に無理を言ってごめんなさいね〜」と言うと
お店で一番偉そうな女性が
「いいえ、コウさんのヘアメイクを
こんなに近くで見学させていただけるなんて
私達は幸運です！」とやや興奮気味に答えた。
「今日は私もミツ先生からの
課題をクリアしないといけないから
いつも以上に気合を入れるわ！」と
コウさんは持って来た
スーツケースから道具を並べ始めた。
店員１「ミツ先生って
コウさんのお師匠さんですよね？」
コウ「そうよぉ〜
彼女はミツ先生のお客さんで、
子供の頃からミツ先生がずーっと
カットしってるんですって」
店員２「凄い！」
コウ「さ、お喋りはそのくらいで。
Aさん、髪型はお任せでいいかしら？
何かリクエストはある？」
「特にはないです。
あっ、今回はパーマーを掛けようかなって
思ってたんですけど・・・」
コウ「分かったわ。
それじゃパーマもしましょう。
カラーは？」
「アッシュ系が好きです。
でも、昨日のツートンカラーも良かったです」
コウ「うんうん、
それじゃこっちのサイドに
インナーカラーなんてどう？
希望の色はある？」
「それでお願いします。
カラーはお任せで」
コウ「それじゃ時間がないから
はじめるわよぉ〜！！」
私の背後にはコウさんのカットを
熱心に見学する人が数人。
コウ「Aさん、ここのメッシュって
もしかしてここだけ染まりやすい？」
「そうなんです。
そこだけカラーもパーマー他よりも強く出るんです」
こうしてカットをして貰っていると
「なんで、川原さんが
コウにカットして貰ってるの！！」と
もはや聞きなれたと言っても過言ではない
声が聞こえてきた。
志摩さんだ。
私が鏡越しに志摩さんをチラ見すると
「あら、私が呼ばれた原因が来たわ」と
コウさんが迷惑そうな表情をし、
「ユノから聞いてるわ、
腕はそれなりだけど素行が悪すぎよね。
まっ、腕も私の方が上だけどね♪」と
私に耳打ちをする。
どうやら志摩さんはヘアセットをしに来たらしく
少し離れた席に案内されていた。
＝数時間後＝
コウ「お疲れ様でした〜
どうかしら？」
「凄く気に入りました！」
コウ「ミツ先生の課題はクリアかしらね♪
写真撮らせて？先生に送るから」
ヘアメイクを終えて私は
コウさんとライブ会場へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kawaetsu(プロフ) - hannaさん» コメントありがとう御座います！謎は…早く解きたいっ！（笑 (2019年11月18日 11時) (
レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 更新ありがとうございます。わくわく、こういう謎解きってわくわくします。 (2019年11月17日 17時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
hanna(プロフ) - kawaetsuさん» ありがとうございます!!確かめたかっただけなので、大丈夫です。このお話の人間関係が好きなので、これからも楽しみにしてます(^^) (2019年11月14日 17時) (携帯から) (レス) id: 0447c67cc4 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - せいさん» お待たせしましたー (2019年11月14日 17時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - makimakiさん» 楽しいなんて言って頂けて光栄です♪ (2019年11月14日 17時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年11月10日 15時
