パーカー ページ34
何度もイメージトレーニングをして
いざせり上がりに。
沢野「それじゃ行くよ！
５・４・３・・・」
バシュッ！と言う音共に勢い良く
私はステージへと飛び出した。
タイミングばっちりでジャンプも無事成功。
YN「Aなかなか上手いね！
衝撃はどうだった？」
「この位なら大丈夫かな？
あとはチャンミン次第でいいと思う」
YN「沢野さんOKだって！」
沢野「それじゃ後は本人が来てからで」
それからは時松さんの案内で
会場のあちらこちらを見学し、
スタッフさん達に自己紹介をし
１時間後、用意された控え室にやっと到着。
時松「では、何かあればスマホを鳴らしてください。
会場のどこに行かれても構いませんが、
連絡だけはつくようにお願いします」
「はい、分かりました」
疲れた私はソファーに倒れこむ。
想像していたよりもスタッフの皆さんは
私を受け入れてくれて一安心。
まぁ、やっぱり私が女だという事もあるだろうけど
女性スタッフさんの中には
あからさまな態度の人も居た。
でも、そんな事を気にしてる場合じゃない。
私の部屋の扉には
”キャリカン室”と言う張り紙がしてある。
この名に恥じないようにがんばろう！
そう気合を入れていると
扉をノックする音が聞こえた。
「はい！」と返事をして扉を開けると
沢野さんが立っていて
「マシュー先生、
これ俺達スタッフからのプレゼント！
２日間だけどよろしく！」と
紙袋を手渡されその中身を見ると
スタッフパーカーだった。
「え？頂いていんですか？」と驚くと
「それマシュー先生の名前入りだから！
あっ！勝手に”ましゅぅ〜”って決めちゃったけど
そこは許してね♪」と沢野さん。
「でも、名前を何で知って・・・」
沢野「出来たてホヤホヤだよ！
服飾班がさっきプリントしてくれたんだ！」
「本当にありがとうございます！
早速着ても良いですか？」
沢野「着てもらうためにプレゼントしたんだから(笑」
私が羽織っていた上着を脱ぎパーカーを羽織ると
「サイズもちょっと大きいけど似合ってるよ！
あとで、Tシャツも届くと思うから
そっちも良かったら着てね！」と手をヒラヒラと
振りながら沢野さんは去っていった。
スタッフパーカー・・・
それにＴシャツまで・・・
私は一員として受け入れて貰えた気がして
とっても嬉しかった。
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千衣(プロフ) - kawaetsuさんのペースでよろしくお願いします♪♪ (2019年9月27日 8時) (
レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» コメントありがとう御座います！なるべく更新出来るように頑張りますね♪ (2019年9月26日 20時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 毎回更新が楽しみな展開になってワクワクが止まらなーい♪ (2019年9月26日 7時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年8月4日 5時
