個性的なお店。 ページ37
CY「人だらけ・・・」
「まぁ、休日の原宿はこんな感じだよ」
人ごみに揉まれながらお店を見て回るけど
コレだ！と言うものには巡り会わず。
CY「あっ！ユノ達の生写真だって！」
「まだ、こんなお店もあるんだね。
今考えると何が生なんだろうね？」
人ごみを避けて横の路地へ。
「ユミ、私さ
行きたいお店があるんだけどいい？」
CY「いいよ、なんのお店？」
「輸入雑貨屋さん。
ちょっと変わったものが売ってるの」
CY「どんな？」
「ほら、私のデスクにある
セロテープ台とか付箋置きとかがそう」
CY「あ、あのブサ可愛犬のテープ台？」
「そうそう、それを買ったお店」
CY「なにそれ、面白そう！」
こうして私お気に入りの雑貨屋さんへ。
CY「へーこんな路地にあるんだ」
「うん、元はエリちゃんのお気に入りのお店で
教えて貰ったの。」
お店はメインから１本外れた路地の
ビルの地下１階にある。
名前は”麦わら帽子”
お店のドアを開けると
カランカラン♪と言うドアベルの音で
「いらっしゃーい」と店主のおばあさんが
にっこり顔をだす。
「こんにちはー」と挨拶をすると
「ごゆっくり」とおばあさん。
おばあさんは私が始めてこのお店に来た
中学生の時から全然変わっていなくて
まるでヨーロッパの絵本から
飛び出してきた様なグレースヘアーの似合う
とても素敵な人。
ユミと２人で店内をおしゃべりしながら
見ていると
「お嬢さん達、
良かったら私のティータイムに
付き合ってくれないかかしら？」とおばあさんに
声を掛けられた。
「え？いいんですか？」と言うと
「今ね主人が買い付けでロンドンに
行っていて、１人でお茶は寂しいの。
もしお時間があるならどうかしら？」と
言われ、断る理由もない私達は呼ばれる事にした。
案内されたのはビルの屋上で
そこは屋上ガーデンになっていて
「わぁ、凄く素敵ですね！」とその
庭のすばらしさに思わず声がでた。
「都会にこんなところがあるのびっくりでしょ？
主人の趣味なの」
CY「凄いです！」
３人で雑談をしていると
おばあさんが突然
「そういえば、
テープ台のわんちゃん元気にしてる？」と
私に聞いてきた。
テープ台のわんちゃん・・・
もしかして会社のあれ？
そう考えていると
「それって 白い犬で目のところに
茶色いブチがある犬のですか？」とユミが聞くと
「そう！ブチちゃん！」と
おばあさんは顔をほころばせた。
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kawaetsu(プロフ) - 神鹿さん» コメントありがとう御座います！あれです、ドキドキさせられるように頑張ります！（笑） (2019年6月9日 12時) (
レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
神鹿(プロフ) - 読ませて頂いてます。話の展開にドキドキしてます。 (2019年6月9日 12時) (レス) id: 874191ca7a (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - のんさん» コメントありがとう御座います！なんですかね、まだ出会って１日目だと言うのに色々巻き込まれ過ぎです（笑 なるべく更新頑張ります！ (2019年6月9日 11時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 初めまして。お話し段々と盛り上がってきて、毎日読むのが楽しみです♪ (2019年6月9日 8時) (レス) id: 63f2fb5c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年6月3日 19時
