ようこそ宿舎へ。 (CM ページ22
怒りが収まらない俺は
「それで理由をちゃんと説明しても
犯罪者扱いで警察に通報ですか。
それにですね〜」と２人を責めたが
マシュに謝ろうとはしないし、
彼女のほうを向こうともしなかった。
貴方達がその態度なら、
俺だって容赦しませんよ！
そう思ってさらに責めようとした時
「チャンミン、
今回は私が疑われる様な状況だったのが悪いし
もう夜も遅いからこの話は終わりにしよう？」と
マシュがソファーから立ち上がり、
俺の腕を掴んで制止した。
そして俺と目が合うと彼女は
エントランスの時計を見た。
俺もそれにつられて時計を見る。
”時刻は午前２時になろうとしていた”
きっとマシュは”これ以上話しても無駄”と
言いたいのだろう。
俺もそれには同意だったので
今日の事は管理事務所と警備会社に
連絡すると２人に告げ
マシュの手を引いてエレベーターへ向かった。
エレベーターを待つ間、マシュは
「私は本当に平気だから。
不審者に疑われても仕方なかったと思うし」と
フォローをしてくれた。
それに対して
「俺は何も彼等の行動に
怒ってるんじゃないんです。
マシュを１人で待たせた俺も悪いですし、
人間ですから間違いも失敗もあります。
でもですよ？
あの人達、１度もマシュに謝りませんでした。
彼らが謝るべき人物は俺ではなくマシュです。
俺はそれに納得が行ってません。
かといって俺があそこで
”マシュに謝れ”って言っても
意味がないの分かりますか？」とマシュに
俺の気持ちを説明した。
するとマシュは首をかしげてキョトン顔。
ちょっとそのしぐさを可愛らしいと思ってしまった。
そして気が付いた事がある。
さっきからマシュは左の腕を擦っている。
もしかしたら何か怪我でも・・・
そう思った俺は
「あの２人とか警察官に乱暴に
扱われなかったですか？」と聞いてみた。
警備員に腕を掴まれただけだと答えた。
本当に？それだけ？
俺が警備会社にその件もクレームを
入れると言うと「いいよ〜」と彼女は否定したけど
俺は明日管理会社と警備会社に
クレームを入れようと決めた。
エレベータが宿舎の階へ到着し玄関へ手招きすると
「隣はユノが住んでるの？」とマシュ。
隣はこのフロアの大家さんだと説明をして
リビングへ案内した。
それから俺はコーヒーを淹れながら
マシュとユノヒョンについて話した。
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kawaetsu(プロフ) - 神鹿さん» コメントありがとう御座います！あれです、ドキドキさせられるように頑張ります！（笑） (2019年6月9日 12時) (
レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
神鹿(プロフ) - 読ませて頂いてます。話の展開にドキドキしてます。 (2019年6月9日 12時) (レス) id: 874191ca7a (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - のんさん» コメントありがとう御座います！なんですかね、まだ出会って１日目だと言うのに色々巻き込まれ過ぎです（笑 なるべく更新頑張ります！ (2019年6月9日 11時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 初めまして。お話し段々と盛り上がってきて、毎日読むのが楽しみです♪ (2019年6月9日 8時) (レス) id: 63f2fb5c44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年6月3日 19時
