Chocolate addiction (ページ37)

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重いけどタクシーだし！ページ37

私とユミは会社の近くにある
スーパーへ買出し。

そこでお酒コーナーが目に付いた。
ユミに
「ねぇ、チャンミンさんって
きっとお酒買いに来てたんだよね？」と聞くと

「それ以外に来る理由はないでしょ～」とユミ。

ふと、コンビニから帰る時のリュックさんの
なんとも言えない嬉しそうな表情を思い出した。

「お詫びにお酒買って行こうか？」

CY「そうだね。
買えずじまいで帰ったんだもんね。
でも、どんなのがいいのかな？」

「う～ん、コンビニではいっぱい
買ってたからあそこで買えば間違いないかもね」

CY「それじゃAがコンビニで選んで来てよ。
私はここで買い物してタクシー拾っておくからさ」

「分かった。」

こうして私はユミと分かれてコンビニへ行くと
数時間前の騒ぎなどなかったかの様に静か。

お客さんは私だけでお酒コーナーに直行し
よく分からないので悩んでいると
「こんばんは」と背後から男性の声。

驚いて振り向くとそこには
このコンビニの店長さんがいて
「こんばんは」と挨拶を返すと
「彼は大丈夫でしたか？」と聞いてきた。

彼？あぁ、チャンミンさんの事か。
「はい、今日は同僚が騒いでしまって
申し訳ありませんでした。
彼は無事に帰りました。」と答えると

「チャンミンさんを助けなきゃ！って
思ったんですけど
なかなかそうは行かなくて・・・
あっ！チャンミンさんだって
知ってましたよね？」と焦る店長さん。
きっとチャンミンさんの事が
心配だったんだろう。

「はい、知ってます(笑」

店長「お知り合いですか？」

「友人の友人なんです。
あ、店長さんチャンミンさんの好きな
お酒って分かりますか？」

友人の友人・・・
間違ってはいないはず(笑

店長「お土産ですか？」

「今日のお詫びにと思って。
どうせなら好みのものを渡したいなーと」

店長「そうですね、
いつも買っていくのは・・・」

店長さんに教えて貰って
おつまみも少し買ったところで
「そうそう、これもお好きですよ」と
持ってきたのは私の好物のチョコ。

「お酒と一緒に必ず買って行きますよ。
今日は僕からのサービスって事で
入れておきますね」と会計後の袋に入れてくれた。

大きな袋を抱えて
ユミと待ち合わせた歩道へ。

私達はタクシーを拾って家と戻った。