Cigarette love 05 (ページ32)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:78,932 hit

引っ越しと撮影準備。　（YN ページ32

正午前、時松さんから
倉城が事務所に到着したと連絡を受け自宅へ。

A達は自宅に戻ると早速
引っ越しの準備を始めた。

夕方には時松さんが来て、
下のフロアの１室に彼女達を案内すけど
丁度良い間取りの部屋がなく
２人で同居になるらしい。
案内されたのは4LDKの物件だった。

「Aと始めての同居だね！」と千代が言う。

「そうだねー広いから掃除大変だ！」

「千代達が同居なら、俺達は別居しますか？」

「えぇ～
チャンミナ寂しい事いうなよ～」と
和やかなムードが流れる。

あっと言う間に引っ越しも終わり、
彼女達は時松さんに警護をしてくれる人を
紹介して貰い俺達４人は挨拶を済ませ
新しい部屋でくつろぐ。

「いつまでか分からないけど
千代、よろしくね」

「こちらこそ、改めてよろしく♪」

そんな２人のやり取りが聞こえた。

俺とチャンミンは夕飯を食べ自宅へ帰る。

エレベーターホールでチャンミンが
「この仕事しているからには
いつかはこんな日が来るんじゃないかと
思ってましたよ」

「でもこれからだよ、
大事な人を守らないとな」

「この際、ダブル婚約発表でもしますか(笑」

「どうしよう！
Aにプロポーズして振られたら！」

「ヒョン、その時は俺と千代が慰めてあげますよ」

そんな冗談を言いながら家に帰った。

翌日俺達はオフ。
さっそく仕事で居ない
A達の家に入り浸る。
昼はAが帰宅し、
昼食を作ってくれて３人で食べる。

明日の保育園での撮影の話になり
俺達にスタイリストが付かないと聞いたAは
「服装はTシャツとかパーカーとかに
動きやすいパンツでいいけど、
エプロンとか必要だからなぁ～」と焦る。

「エプロンはA貸してよ」
「俺は千代の借りますよ」
「無理だよ〜
私達が貸したのバレちゃうよ！
仕方がない買いに行くか」とA。

Aの仕事の都合もあるので
急いでデパートへ。

お店には平日で空いていたので色々試着し、
チャンミンはシンプルなベージュを、
俺はAが似合うと言った
ブルーとホワイトのストライプにした。