お土産の中身その２。 ページ22
一瞬戸惑った私を見て
「どうしたの？」とユノ。
「今日はソファーで寝ようかなぁ」
YN「もしかして恥ずかしいとか？」
「そ、そういう訳じゃないけど…」
「じゃぁ、行くよ」
そう言うと私の手を引いて寝室へ向かうユノ。
部屋に入るとベッドの上にはさっきの
チャンミンのお土産の袋が
無造作に置かれていたので
「これ、中身なんだった？」と
私が見ようとすると
「あっ！それはっ！」と焦るユノ。
私は冗談で
「なに？
私には見せられないような
いかがわしいものな訳？」と言いながら
袋の中身を見ると中には赤や紫の布らしきもの。
「俺が頼んだ訳じゃないからっ！
チャンミンが勝手に持って来たんだ！
決して俺の趣味ではっ！」と焦るユノ。
それを取り出して見ると…
なんとそれはスケスケのベビードール。
「これがお土産…」
YN「いや、そのっ！
皆がジョークでっ！」
「…」
YN「A怒った？」
「いや、呆れた…」
YN「き、着ないよね？」
「え？このスケスケを着て欲しいわけ？」
YN「だってせっかくだし、
ユジンはチャンミナのところだし・・・」
「もしかして、もしかしてですが
チャンミンがユジンと寝てるのは・・・」
YN「い、いやっ、撮影の事は本当だよ！
でも、ほらこんな機会は早々ないし・・・ね？」
「やっぱりソファーで寝る！」
YN「えっ？！
そ、そんなこと言わないでよっ
着なくていいから一緒に寝ようよ！
ねっ！お願い！」
なぜか必死に頼むユノの事がおかしくて
私はお腹を抱えて笑った。
さっきまで２人で寝る事にちょっと緊張していた
私はおかげでリラックスしてベッドへ寝転がる。
するとユノも横になり２人で天井を見ながら
再会してからの出来事を色々と話した。
すると突然ユノは私の事を抱きしめて
「またこうしてAを抱きしめられて良かった。
もう２度と会えないんじゃないかと思ってた・・・」と
抱きしめた腕をさらに強めた。
「本当に勝手な事してごめんなさい」
YN「ううん、俺こそ。
今度は絶対に守るから」
こうして私た達は数年ぶりの
２人だけの夜を過ごした。
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りんご(プロフ) - 何回読み返しても面白いです👍 (2022年8月23日 18時) (
レス) @page45 id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - あいさん» 改修のためとはいえご迷惑をお掛けしました。また、最後まで読んでいたきありがとうございました。 (2020年9月25日 15時) (レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 途中、パスワードが分からず、モヤモヤしてました、パスワードありがとうございました。 (2020年9月25日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ハッピイエンドに終わりとても良かったです、 (2020年9月25日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 凛さん» 最後まで読んでいただきありがとう御座います。 (2019年12月9日 19時) (レス) id: ce1dded106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2018年8月18日 20時
