策士 (cm ページ24
「もしもし？」
エリ「どうしたの？」
「今、１人？」
エリ「ううん、Aの病院」
「ねぇ、本当は転んだんじゃないでしょ？」
エリ「え？なんで？
転んだだけだよ？」
「ユノヒョン達には黙っておきます。
だから真実を教えて下さい」
エリ「事実もなにも転んだのが事実だよ？」
エリは中々口を割らない。
でも、俺を誰だと？
チェガンチャンミンですよ？
俺はエリにカマを掛けた。
「実は偶然部屋からAが
救急車に乗るところを見ました。
パトカーも数台来てました。
ただ転んだだけで大げさですよね？」
エリ「動けないAを見た人が
大げさに通報したんじゃない？」
「それは変です。
今もパトカーや警察官がいます。
Aが転んで怪我をしただけなら彼女が理由を話して
救急車に乗った時点で警察の仕事は終わりです。
現場にはまだ警察官が居て何かを調べてます。
俺が言いたい事が分かりますか？」
救急車に乗ったのがAは分からない。
でも今も現場には警察官が居て何かを
調べているのは事実。
エリ「ちょっと待って、
Aはさっき眠ったから場所変える。
こっちから掛け直すから」と彼女は電話を切った。
やっぱり・・・
エリから電話が掛って来る前に
俺はジェジュイヒョンの部屋へ向かった。
きっとヒョンも気が付いている。
JJ「何か分かったんだね」
「今、エリから連絡が来ます」
ヒョンの部屋のソファーに座るとスマホが鳴った。
ヒョンにも聞こえる様にスピーカーにする。
「早速ですが事実を話して下さい」
JJ「ごめんね、言いにくいと思うけど教えて？」
エリ「え？ジェジュンも居るの？」
「俺と一緒に現場を見てました」
エリ「これだけは約束して。
ユノには暫く黙ってるって」
JJ「俺もそれが良いと思ってるから大丈夫」
「Aが言うにはね・・・」と
エリは真実を話してくれた。
俺が想像していたよりも状況はは悪かった。
JJ「Aの善意に付け込むなんて
ファンがそんな事・・・」
「随分手が込んでますよね」
俺は脳みそをフル回転させて考える。
たまたま彼女を見つけたにしては
相手の嘘が上手すぎる。
それにAを標的にするのも早すぎる。
これは少し冷静になって考えよう。
エリには明日、
俺達が会い行く事を告げ電話を切った。
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ちゅー(プロフ) - kawaetstuさんはじめまして物語ワクワクしながら読ませていただいてます。パスワードロックが掛かっているので教えていただけますか？宜しくお願いします。 (2020年9月15日 0時) (
レス) id: 8d7e51952f (このIDを非表示/違反報告)
jade(プロフ) - 引き込まれて一気に読み進んでしまいました。パスワードロックが掛かっているAnother STORYも是非読ませていただきたいので、パスワード教えていただけますか？宜しくお願いします。 (2020年9月13日 21時) (レス) id: 3cfa76ad9a (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます！情熱財閥は最近韓国のバラエティーでチャンミンやスタッフさんがそう呼ぶと見たので使ってみました(笑 建国出来るくらいは私の勝手なセリフですが…国王より帝王が似合うきもしますね。 (2017年11月27日 12時) (レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - kawaetsuさん、こんばんは。情熱財閥…ユノくんにぴったりだと思い、コメントせずにはいられませんでしたよ(笑)国を建てれるレベルってすごいわ。だったらユノくんは国王ですね(笑) (2017年11月27日 2時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2017年11月5日 2時
