デートその５。 ページ13
私が先にホテルの駐車場に到着。
ユノは電話で
「先に部屋に帰っていいよ」と言ってくれたけど
私は駐車場で彼を待った。
暫くすると１台のタクシーが止まり
中からユノが降りて来て私を見つけると
「待っててくれたの？！」と驚いた。
あ、もしかしてこういうの良くないのかな。
これからは今まで以上に
気を付けなきゃいけないのに。
そう思い「ごめん、駄目だったよね…」と謝ると
｢駄目じゃないよ！凄く嬉しい！」とハグするユノ。
そのまま手を繋いでエレベーターまで行こうとするので
一応、ここは私の職場だから
ホテルでは今まで通りにして欲しいとユノにお願いした。
ホテルは思っている以上にスタッフの入れ替わりが
早かったり業者さんの出入りも多い。
新規採用の人を採用前にチェックしていると言っても
ユノ達のファンが居ないとも限らないし
以前から勤務している人の中にも熱狂的な
ファンが居ないとも限らない。
私のお願いに「分かったよ」と
手を放してくれたけど離れた手が少し寂しかった。
エレベーターに乗り込むと
「ここならいいでしょ？
あと、部屋ならいい？」と手を繋ぐユノ。
私は「うん」とにっこりと笑って返事をした。
エレベーターが１０Fに着くと
「じゃぁ、また後で。
風呂入ったら部屋に行くから♪」と手をひらひら
させながらユノは先に行ってしまった。
ユノが来る？
何をしに？
とりあえず明日の支度と私もお風呂に・・・
そう思って準備をしていると部屋に鳴り響くチャイム音。
え？まさかもう来た？！
慌ててドアスコープを覗くと
そこにはパーカーを着たユノ。
私が扉を開けると
「急いで来た♪」と髪の毛も乾いていないユノが
遠慮なしに部屋へ入って来た。
「いや、私まだ
お風呂も入ってないし・・・」と言うと
ベッドに寝転がりながら
「ここで待ってるからごゆっくり〜」と寛ぎ出すユノ。
これは何を言っても居座る気だ・・・
そう思った私は諦めてお風呂へ向かった。
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ちゅー(プロフ) - kawaetstuさんはじめまして物語ワクワクしながら読ませていただいてます。パスワードロックが掛かっているので教えていただけますか？宜しくお願いします。 (2020年9月15日 0時) (
レス) id: 8d7e51952f (このIDを非表示/違反報告)
jade(プロフ) - 引き込まれて一気に読み進んでしまいました。パスワードロックが掛かっているAnother STORYも是非読ませていただきたいので、パスワード教えていただけますか？宜しくお願いします。 (2020年9月13日 21時) (レス) id: 3cfa76ad9a (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます！情熱財閥は最近韓国のバラエティーでチャンミンやスタッフさんがそう呼ぶと見たので使ってみました(笑 建国出来るくらいは私の勝手なセリフですが…国王より帝王が似合うきもしますね。 (2017年11月27日 12時) (レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - kawaetsuさん、こんばんは。情熱財閥…ユノくんにぴったりだと思い、コメントせずにはいられませんでしたよ(笑)国を建てれるレベルってすごいわ。だったらユノくんは国王ですね(笑) (2017年11月27日 2時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2017年11月5日 2時
