They who are a hotel！ 08 (ページ8)

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藤岡さんJr。その３ページ8

生徒さん達と
真剣に話しているユノに
｢ユノさんお疲れ様です。
良かったらコレどうぞ。
あと、メンバーの皆さんが呼んでますよ」と
声を掛けると生徒さんの１人が
「あ！かわちゃん！
今日はありがとう！」と飛びついて来た。

藤岡さんの息子さんの晴生(おるお)君だ。

「そうよ～
かわちゃんに感謝してよ？」と
冗談交じりに話していると(
「そうだぞ晴生、
Aによーくお礼を言うんだよ！」と
私に寄りかかりながら言うユノ。

寄りかかるユノに私は
やっぱり体調が良くないのかな？と思い
「休憩時間はちゃんと休まないとね！」と
ユノと共にメンバーの元へ戻った。

暫くして野崎君も着替えを済ませ
彼等と合流してレッスンが再開された。

｢野崎君、凄いですね」と藤岡さん。

ユノ達に振付を教えて貰って
それをすぐに覚えて
子ども達に教えている野崎君に私も驚いた。

レッスンが終わりに近づいた頃
ユノ達がダンスを披露することになった。

曲が流れると
一瞬にしてスタジオの空気が変わり、
生徒さんも私達も彼等にくぎ付けになる。

こうして東方神起による
ダンスレッスンは幕を閉じた。

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撮影を終えて”いつとこ”へ向かう車内。

CM「今日は何を食べましょうかね～」

JS「納豆あるかな？」

野崎「モツ煮が今日はあるといなー」

CM「それ美味しそうですね」

JJ「今日は何か作り方教えて貰おうかな♪」

皆お腹が空いているのか
何を食べるかで盛り上がっている。

「ユノは何か食べたいものあるの？」と
話し掛ける。
ユノは腕組をしたまま目を瞑っていて
返事が無い。

それに気が付いたジェジュンが
「ユノ、調子悪いの？」と聞くと
ゆっくりと目を開けて
「う～ん、曲作ったりしてて
ちょっと寝不足なだけ」と返事をした。

暫くしてお店に到着すると
皆が車から降りているのに
ユノは相変わらず目を瞑ったまま動かない。

「ユノ、ホテルで休む？」

ジェジュンが揺すりながら声を掛ける。

それに対してユノは
「ん？あぁ、」と曖昧な返事。

それを聞いたジェジュンは
「時松さん悪いんですけど
ユノをホテルまで送って。
俺も一緒に帰るから」と
一旦降りた車に乗り込んだ。

まだ車から降りていなかった私にジェジュンが
「出来ればAも
一緒に帰ってくれる？」と聞いて来たので
私は快く承諾してホテルへ戻る事になった。